40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

世界各地でデジタル通貨の検討進む、米国は後れ取る=調査

発行済 2024-03-14 15:29
更新済 2024-03-14 15:36
© Reuters.  3月14日、米シンクタンク、アトランティック・カウンシルが公表した調査によると、世界経済の98%を占める134カ国が現在、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の検討を行って

Marc Jones

[ロンドン 14日 ロイター] - 米シンクタンク、アトランティック・カウンシルが14日公表した調査によると、世界経済の98%を占める134カ国が現在、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の検討を行っており、半数以上が開発後期か試験運用、あるいは導入の段階にある。

20カ国・地域(G20)はアルゼンチンを除き開発後期以降の段階にあるが、米国が後れを取り、その度合いが強まっているという。

アトランティック・カウンシルのジョシュ・リプスキー氏は「CBDCを巡り世界の主要中央銀行の乖離が拡大している」と指摘。中国と欧州、日本が大きく先行しているとした。

米国が後れを取ることで「国際決済システムの分断が強まる」リスクがあると説明。米国以外の国々がCBDCを推進して新たな基準を打ち立てれば米国は国際金融における影響力が低下する可能性があるとした。

世界で現在行われているCBDCの試験運用は中国のデジタル人民元(e─CNY)や欧州中央銀行(ECB)のデジタルユーロを含め約36件に上る。

デジタル人民元が引き続き試験運用の規模が最も大きく、最も進んでいる。リプスキー氏は本格導入の時期について、「今年ではないだろうが、2025年か26年になるかを予想するのは難しい」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます