■日本調剤の特徴と強み
(3)医療従事者派遣・紹介事業
日本調剤 (T:3341)は連結子会社のメディカルリソースを通じて、医師、看護師、薬剤師などの医療従事者の派遣・紹介事業を行っている。
この事業セグメントは売上高の構成比は4%(2015年3月期実績)と低いものの、営業利益率は19.3%(同)と他の事業に比べて際立って高く、営業利益構成比は12%と存在感のある事業へと成長してきている。
過去からの業績推移においても、毎期右肩上がりの増収増益基調が続いている状況にある。
医療従事者の派遣・紹介事業を行う企業は、専業・兼業を含めて多数存在している。
その中で同社のポジションニングは、「薬剤師の派遣」においては業界トップクラスの登録者数、派遣・紹介実績を有しているというものだ。
医師や看護師、コメディカルの紹介事業の登録者数、紹介実績も着実に上昇している。
医療関連業界は女性の割合が高く、結婚や出産を機に一旦仕事を離れ、その後仕事に復帰するという動きが生じやすい。
調剤薬局トップクラスの同社グループは、医療関係者の求職需要を掴みやすいところに位置しているため、派遣・紹介事業の増収増益トレンドは今後も継続する可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
この事業セグメントは売上高の構成比は4%(2015年3月期実績)と低いものの、営業利益率は19.3%(同)と他の事業に比べて際立って高く、営業利益構成比は12%と存在感のある事業へと成長してきている。
過去からの業績推移においても、毎期右肩上がりの増収増益基調が続いている状況にある。
医療従事者の派遣・紹介事業を行う企業は、専業・兼業を含めて多数存在している。
その中で同社のポジションニングは、「薬剤師の派遣」においては業界トップクラスの登録者数、派遣・紹介実績を有しているというものだ。
医師や看護師、コメディカルの紹介事業の登録者数、紹介実績も着実に上昇している。
医療関連業界は女性の割合が高く、結婚や出産を機に一旦仕事を離れ、その後仕事に復帰するという動きが生じやすい。
調剤薬局トップクラスの同社グループは、医療関係者の求職需要を掴みやすいところに位置しているため、派遣・紹介事業の増収増益トレンドは今後も継続する可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)