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注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利は据え置かれたものの、声明に12月の利上げを検討するとの表現が加わった。
これを受けて28日のNYダウは一時急落する場面があったが、結局198ドル高で取引を終えた。
米株高の流れから、日経平均は143円高でスタートしたが、寄り付き前に発表された9月鉱工業生産指数が市場予想を上回り、日本銀行による追加金融緩和の思惑が後退したことでマイナスへと転じている。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、三菱UFJ (T:8306)、みずほ (T:8411)、日立 (T:6501)、旭化成 (T:3407)などが軟調。
前日決算発表した野村 (T:8604)、大和証G (T:8601)の証券大手2社は5%近い下落。
また、スマートフォンゲームのサービス開始延期を発表した任天堂 (T:7974)と、提携先のディーエヌエー (T:2432)が急落し、スタンレー電 (T:6923)、日ガス (T:8174)、三井金 (T:5706)などとともに東証1部下落率上位となっている。
一方、ソフトバンクグ (T:9984)、ファナック (T:6954)、ソニー (T:6758)、キーエンス (T:6861)、村田製 (T:6981)などが堅調。
また、ゲオHD (T:2681)、沖電線 (T:5815)、オークマ (T:6103)、山パン (T:2212)などが東証1部上位率上位となっている。