*07:58JST 10日の米国市場ダイジェスト:NYダウは429ドル高、年内の利下げ期待強まる
■NY株式:NYダウは429ドル高、年内の利下げ期待強まる
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は429.39ドル高の39,721.36ドル、ナスダックは218.16ポイント高の18,647.45で取引を終了した。
パウエルFRB議長の上院での議会証言を受けた利下げ期待に、寄り付き後、上昇。
議長が下院での証言でも時期を明確化しなかったものの、利下げの条件が整いつつあることを示唆したため相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。
ナスダックはアップルやエヌビディアの上昇も支援し、7日連続で過去最高値を更新し、終了。
セクター別では、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は人工知能(AI)サービスが機種の需要を押し上げると、新型アイフォーン16の年内売り上げで、前機種に比べ約10%増を目標としているとサプライヤーなどに伝えたとの報道で、期待感に上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)やオンラインの中古車販売プラットフォーンを運営するカーバナ(CVNA)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。
バイオのリジェネロン・ファーマシュ―ティカル(REGN)はアナリストの目標株価引き上げで上昇。
靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は主要ブランドである「Hoka」や「UGG」の6月売上の著しい減速が指摘され、下落。
業務・財務管理用ソフトウエア・メーカーのインテュィット(INTU)は企業再編計画の一環として全従業員の10%削減を発表し、売られた。
情報テクノロジ―関連会社のハブスポット(HUBS)は、検索会社のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)が同社買収交渉を棚上げしたとの報道を嫌気し急落。
ディスカウント小売のターゲット(TGT)やクレジットカード会社のマスターカード(MA)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落した。
会員制倉庫型卸売り・小売り会社のコストコホールセール(COST)は米国、カナダの年間会員費の引き上げを発表し、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:パウエルFRB議長の証言でリスクオン、株高で円売り優勢
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円43銭から161円81銭まで上昇し、161円71銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の2日目の議会証言で、インフレを巡りまだやるべきことがあると、持続的な目標達成にさらに自信が強まるまで高金利を維持する方針を表明し、ドル買いが優勢となった。
同時に、利下げに徐々に近づいたことが示唆されリスク選好の円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0817ドルまで下落後、1.0830ドルまで上昇し、1.0830ドルで引けた。
ユーロ・円は、174円74銭から175円16銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2805ドルから1.2848ドルまで上昇した。
英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が利下げはするかどうかよりも時期が問題と次の行動が利下げであることを表明したと当時に、一部、インフレの上方リスクが示唆されていることも指摘したため8月の利下げ観測が後退しポンドの買戻しが優勢となった。
ドル・スイスは0.8979フランから0.9001フランまで上昇した。
■NY原油:反発で82.10ドル、在庫減少などを意識した買いが入る
NY原油先物8月限は反発(NYMEX原油8月限終値:82.10 ↑0.69)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.69ドルの82.10ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.81ドル-82.66ドル。
在庫減少や米長期金利の伸び悩みを意識した買いが観測された。
通常取引終了後の時間外取引では主に82ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 41.74ドル +0.32ドル(+0.77%)
モルガン・スタンレー(MS) 103.46ドル +0.85ドル(+0.82%)
ゴールドマン・サックス(GS)478.89ドル +6.06ドル(+1.28%)
インテル(INTC) 34.87ドル +0.28ドル(+0.80%)
アップル(AAPL) 232.98ドル +4.30ドル(+1.88%)
アルファベット(GOOG) 192.66ドル +2.22ドル(+1.16%)
メタ(META) 534.69ドル +4.69ドル(+0.88%)
キャタピラー(CAT) 328.48ドル +2.42ドル(+0.74%)
アルコア(AA) 38.46ドル -1.87ドル(-4.63%)
ウォルマート(WMT) 70.41ドル +0.51ドル(+0.72%)
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は429.39ドル高の39,721.36ドル、ナスダックは218.16ポイント高の18,647.45で取引を終了した。
パウエルFRB議長の上院での議会証言を受けた利下げ期待に、寄り付き後、上昇。
議長が下院での証言でも時期を明確化しなかったものの、利下げの条件が整いつつあることを示唆したため相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。
ナスダックはアップルやエヌビディアの上昇も支援し、7日連続で過去最高値を更新し、終了。
セクター別では、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は人工知能(AI)サービスが機種の需要を押し上げると、新型アイフォーン16の年内売り上げで、前機種に比べ約10%増を目標としているとサプライヤーなどに伝えたとの報道で、期待感に上昇。
電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)やオンラインの中古車販売プラットフォーンを運営するカーバナ(CVNA)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。
バイオのリジェネロン・ファーマシュ―ティカル(REGN)はアナリストの目標株価引き上げで上昇。
靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は主要ブランドである「Hoka」や「UGG」の6月売上の著しい減速が指摘され、下落。
業務・財務管理用ソフトウエア・メーカーのインテュィット(INTU)は企業再編計画の一環として全従業員の10%削減を発表し、売られた。
情報テクノロジ―関連会社のハブスポット(HUBS)は、検索会社のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)が同社買収交渉を棚上げしたとの報道を嫌気し急落。
ディスカウント小売のターゲット(TGT)やクレジットカード会社のマスターカード(MA)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落した。
会員制倉庫型卸売り・小売り会社のコストコホールセール(COST)は米国、カナダの年間会員費の引き上げを発表し、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:パウエルFRB議長の証言でリスクオン、株高で円売り優勢
10日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円43銭から161円81銭まで上昇し、161円71銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の2日目の議会証言で、インフレを巡りまだやるべきことがあると、持続的な目標達成にさらに自信が強まるまで高金利を維持する方針を表明し、ドル買いが優勢となった。
同時に、利下げに徐々に近づいたことが示唆されリスク選好の円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0817ドルまで下落後、1.0830ドルまで上昇し、1.0830ドルで引けた。
ユーロ・円は、174円74銭から175円16銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2805ドルから1.2848ドルまで上昇した。
英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が利下げはするかどうかよりも時期が問題と次の行動が利下げであることを表明したと当時に、一部、インフレの上方リスクが示唆されていることも指摘したため8月の利下げ観測が後退しポンドの買戻しが優勢となった。
ドル・スイスは0.8979フランから0.9001フランまで上昇した。
■NY原油:反発で82.10ドル、在庫減少などを意識した買いが入る
NY原油先物8月限は反発(NYMEX原油8月限終値:82.10 ↑0.69)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.69ドルの82.10ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.81ドル-82.66ドル。
在庫減少や米長期金利の伸び悩みを意識した買いが観測された。
通常取引終了後の時間外取引では主に82ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 41.74ドル +0.32ドル(+0.77%)
モルガン・スタンレー(MS) 103.46ドル +0.85ドル(+0.82%)
ゴールドマン・サックス(GS)478.89ドル +6.06ドル(+1.28%)
インテル(INTC) 34.87ドル +0.28ドル(+0.80%)
アップル(AAPL) 232.98ドル +4.30ドル(+1.88%)
アルファベット(GOOG) 192.66ドル +2.22ドル(+1.16%)
メタ(META) 534.69ドル +4.69ドル(+0.88%)
キャタピラー(CAT) 328.48ドル +2.42ドル(+0.74%)
アルコア(AA) 38.46ドル -1.87ドル(-4.63%)
ウォルマート(WMT) 70.41ドル +0.51ドル(+0.72%)