*08:04JST 11日の米国市場ダイジェスト:NYダウは124ドル高、ハイテクがけん引
■NY株式:NYダウは124ドル高、ハイテクがけん引
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は124.75ドル高の40,861.71ドル、ナスダックは369.65ポイント高の17,395.53で取引を終了した。
8月消費者物価指数(CPI)のコア指数が想定外に加速し大幅な利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。
9月末の政府機関閉鎖リスクを警戒した売りも相場をさらに押し下げ、大幅続落した。
その後、金融ゴールドマン・サックス・グループ(GS)のソロモン最高経営責任者(CEO)が同社主催のイベントにおいて、依然ソフトランディングを予想していると景気に楽観的見解を示したこと、金融セクターの持ち直しでダウが下げ幅を縮小。
ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)などが後押しし、上昇に転じ相場全体を支援した。
終盤にかけ、ダウもプラス圏を回復し終了。
セクター別では、半導体・同製造装置、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、家庭・パーソナル用品が下落した。
半導体のエヌビディア(NVDA)はファンCEOがイベントで、同社製品への需要が過剰に強く、顧客間の緊張高まりにもつながっていると言及し、需要の強さを強調したため、上昇。
太陽電池モジュール製造会社、ファーストソーラー(FSLR)は10日夜に開催された大統領候補の討論会を受け民主党優勢との見方に、売り上げ増期待に、上昇した。
共和党候補のトランプ氏が推進の暗号資産関連で取引所のコインベース(COIN)は下落。
料理関連用品などを扱う小売のウィリアムズ・ソノマ(WSM)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。
子供服小売りのチルドレンズ・プレイス・リテール・ストアーズ(PLCE)は四半期決算で予想外の黒字を計上し、上昇した。
ゲーム販売小売りのゲームストップ(GME)は売り上げが大幅に落ち込み、大幅安。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は17.55まで下落した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米CPI受け大幅利下げ観測後退、ドルは強含み
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円54銭へ上昇後、141円25銭まで反落し、142円43銭で引けた。
米8月消費者物価(CPI)コア指数の予想外の加速を受け大幅利下げ観測が後退、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、株安に連れ安全資産の国債買いで金利低下に伴うドル売り、米国政府機関閉鎖懸念も浮上し、ドル売り材料となった。
株式相場の回復に連れ、下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1048ドルから1.1002ドルまで下落し、1.1015ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)が今週開催する理事会で追加利下げを実施することを織り込むユーロ売りが継続。
ユーロ・円は、156円96銭から155円46銭まで下落。
日欧金利差縮小観測にユーロ売り・円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは1.3094ドルから1.3002ドルまで下落した。
国内総生産(GDP)の伸びが予想外に鈍化したため、英中銀の年内の追加利下げ観測が強まり、ポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.8462フランから0.8530フランまで上昇。
■NY原油:反発で67.31ドル、供給超過を警戒した売りは一巡
NY原油先物10月限は反発(NYMEX原油10月限終値:67.31 ↑1.56)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.56ドル(+2.37%)の67.31ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは65.63ドル-67.97ドル。
米国市場の中盤にかけて65.63ドルまで下落したが、供給超過を警戒した売りは一巡しており、ポジション調整的な買いが増えたことで67.79ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に67ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.00ドル -0.28ドル(-0.71%)
モルガン・スタンレー(MS) 97.03ドル +0.41ドル(+0.42%)
ゴールドマン・サックス(GS)471.17ドル +4.04ドル(+0.86%)
インテル(INTC) 19.64ドル +0.66ドル(+3.47%)
アップル(AAPL) 222.66ドル +2.55ドル(+1.15%)
アルファベット(GOOG) 152.15ドル +2.14ドル(+1.42%)
メタ(META) 511.83ドル +7.04ドル(+1.39%)
キャタピラー(CAT) 335.00ドル +0.84ドル(+0.25%)
アルコア(AA) 29.86ドル +1.69ドル(+5.99%)
ウォルマート(WMT) 78.84ドル +0.03ドル(+0.03%)
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は124.75ドル高の40,861.71ドル、ナスダックは369.65ポイント高の17,395.53で取引を終了した。
8月消費者物価指数(CPI)のコア指数が想定外に加速し大幅な利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後、下落。
9月末の政府機関閉鎖リスクを警戒した売りも相場をさらに押し下げ、大幅続落した。
その後、金融ゴールドマン・サックス・グループ(GS)のソロモン最高経営責任者(CEO)が同社主催のイベントにおいて、依然ソフトランディングを予想していると景気に楽観的見解を示したこと、金融セクターの持ち直しでダウが下げ幅を縮小。
ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)などが後押しし、上昇に転じ相場全体を支援した。
終盤にかけ、ダウもプラス圏を回復し終了。
セクター別では、半導体・同製造装置、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、家庭・パーソナル用品が下落した。
半導体のエヌビディア(NVDA)はファンCEOがイベントで、同社製品への需要が過剰に強く、顧客間の緊張高まりにもつながっていると言及し、需要の強さを強調したため、上昇。
太陽電池モジュール製造会社、ファーストソーラー(FSLR)は10日夜に開催された大統領候補の討論会を受け民主党優勢との見方に、売り上げ増期待に、上昇した。
共和党候補のトランプ氏が推進の暗号資産関連で取引所のコインベース(COIN)は下落。
料理関連用品などを扱う小売のウィリアムズ・ソノマ(WSM)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。
子供服小売りのチルドレンズ・プレイス・リテール・ストアーズ(PLCE)は四半期決算で予想外の黒字を計上し、上昇した。
ゲーム販売小売りのゲームストップ(GME)は売り上げが大幅に落ち込み、大幅安。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は17.55まで下落した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米CPI受け大幅利下げ観測後退、ドルは強含み
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円54銭へ上昇後、141円25銭まで反落し、142円43銭で引けた。
米8月消費者物価(CPI)コア指数の予想外の加速を受け大幅利下げ観測が後退、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、株安に連れ安全資産の国債買いで金利低下に伴うドル売り、米国政府機関閉鎖懸念も浮上し、ドル売り材料となった。
株式相場の回復に連れ、下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1048ドルから1.1002ドルまで下落し、1.1015ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)が今週開催する理事会で追加利下げを実施することを織り込むユーロ売りが継続。
ユーロ・円は、156円96銭から155円46銭まで下落。
日欧金利差縮小観測にユーロ売り・円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは1.3094ドルから1.3002ドルまで下落した。
国内総生産(GDP)の伸びが予想外に鈍化したため、英中銀の年内の追加利下げ観測が強まり、ポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.8462フランから0.8530フランまで上昇。
■NY原油:反発で67.31ドル、供給超過を警戒した売りは一巡
NY原油先物10月限は反発(NYMEX原油10月限終値:67.31 ↑1.56)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.56ドル(+2.37%)の67.31ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは65.63ドル-67.97ドル。
米国市場の中盤にかけて65.63ドルまで下落したが、供給超過を警戒した売りは一巡しており、ポジション調整的な買いが増えたことで67.79ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に67ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.00ドル -0.28ドル(-0.71%)
モルガン・スタンレー(MS) 97.03ドル +0.41ドル(+0.42%)
ゴールドマン・サックス(GS)471.17ドル +4.04ドル(+0.86%)
インテル(INTC) 19.64ドル +0.66ドル(+3.47%)
アップル(AAPL) 222.66ドル +2.55ドル(+1.15%)
アルファベット(GOOG) 152.15ドル +2.14ドル(+1.42%)
メタ(META) 511.83ドル +7.04ドル(+1.39%)
キャタピラー(CAT) 335.00ドル +0.84ドル(+0.25%)
アルコア(AA) 29.86ドル +1.69ドル(+5.99%)
ウォルマート(WMT) 78.84ドル +0.03ドル(+0.03%)