上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
前場終値 2865.765 6.639安 573.7億元(上海A株)
寄り付き 2842.765 29.640安
前営業日終値 2872.404 6.387高 985.1億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
前場終値 23123.14 138.47安 349.3億香港ドル
寄り付き 23035.94 225.67安
前営業日終値 23261.61 53.63安 674.6億香港ドル
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[香港 6日 ロイター] 6日の中国・香港株式市場は下落して前場を終えた。
商品相場の下落を受け、資源関連株が下げ幅を拡大している。銀行株や航空株は買われ
ており、相場の下支え要因となっている。
米雇用統計を控えて、商いは引き続き閑散。雇用統計が予想を上回れば、新興国株など
のリスク資産が再び買われる可能性もある。
ハンセン指数<.HSI>は138.47ポイント(0.60%)安の2万3123.14。
次の下値支持線は200日移動平均の2万2895.6付近にあるとみられている。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>は2.69ポイント(0.02%)高の
1万2810.45。原油価格下落で輸送株が買われている。
中国国際航空<0753.HK>が4.3%高。海運の中海発展<1138.HK>が4.6%高。キャセ
イ・パシフィック航空<0293.HK>は2.7%高。
本土系の金融株も高い。中国農業銀行<1288.HK>が1.3%高。平安保険<2318.HK>が
1%高。
中国株式市場でも、商品相場の急落を受けて、資源関連株が売られている。
上海総合指数<.SSEC>は6.639ポイント(0.23%)安の2865.765。
中国石油(ペトロチャイナ)<601857.SS>が1.9%下落し、4カ月ぶりの安値。
地元証券のアナリストは、上海総合指数が3営業日連続で125日移動平均線を下回る
水準で取引を終えそうだと指摘。
「当初は政策への懸念が背景だったが、世界的な商品価格の下落で、さらに調整してい
る」と述べた。
業種別指数で上昇しているのは公益株のみ。エネルギー株の業種別指数<.SSEEN>は
2.3%安。公益株の業種別指数<.SSEU>は0.3%値上がりしている。