*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導ながらディスコへの買い持続を見極め~
21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク主導ながらディスコへの買い持続を見極め
■ツガミ、2Q上方修正 営業利益 99億円←80億円
■前場の注目材料:不二越、アルミ切削向け新工具、バリ極小化で電動車開拓
■ハイテク主導ながらディスコへの買い持続を見極め
21日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。
18日の米国市場はNYダウが36ドル高、ナスダックは115ポイント高だった。
主要企業の決算発表が本格化するなか、ネットフリックスは契約者数が予想を上回ったほか、楽観的な見通しが好感され大幅高となり、ハイテク株への買いが広がった。
アップルはiPhone16の中国での販売が前モデルに比べ好調だとのリサーチを受け上昇。
エヌビディアはアナリストの投資判断引き上げを受けて買われた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の39170円。
円相場は1ドル150円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになりそうだ。
ネットフリックスの決算は前週末に織り込まれているが、ハイテク株に買いが広がった流れを受けて、改めて評価されそうである。
また、アップルのほかアマゾン・ドット・コム、アルファベットなど大型テック株の一角が買われており、センチメント改善につながろう。
また、前週末には決算を発表したディスコ (TYO:6146)が大幅高となり、アク抜けの動きをみせていた。
同社は7月高値をピークに調整が続いていたこともあり、本日も堅調な値動きをみせてくるようだと、他の半導体株への物色が広がる可能性がある。
また、今週も主要企業の決算発表が予定されているため、アク抜けへの期待が高まりやすく、押し目狙いの動きが強まってくる展開も期待されそうだ。
もっとも、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。
そのため、物色対象は広がりづらく、決算を手掛かりとした物色など、個別に材料のある銘柄などが中心になりそうである。
また、決算発表が本格化してくるようだと、日替わり物色に向かわせそうだ。
なお、前週末に決算を発表したところでは、岩井コスモ (TYO:8707)、アイザワ証G (TYO:8708)、タクミナ (TYO:6322)、KeyH (TYO:4712)、ツガミ (TYO:6101)、両毛システム (TYO:9691)などが注目される。
■ツガミ、2Q上方修正 営業利益 99億円←80億円
ツガミ (TYO:6101)は第2四半期業績予想の修正を発表。
売上高は465億円から497億円、営業利益を80億円から99億円に上方修正した。
国内、海外市場共に多少の動きはあったものの、依然として不透明な市場動向が継続している中で、底堅い受注を維持できた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38981.75、+70.56)
・NYダウは上昇(43275.91、+36.86)
・ナスダック総合指数は上昇(18489.55、+115.94)
・シカゴ日経先物は上昇(39170、大阪比+160)
・SOX指数は上昇(5208.62、+3.81)
・VIX指数は低下(18.03、-1.08)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・不二越 (TYO:6474)アルミ切削向け新工具、バリ極小化で電動車開拓
・アルプスアルパイン (TYO:6770)圧縮成形の利用拡大、電子部品ラバー多種展開
・JFEHD (TYO:5411)JFEスチール、印の電磁鋼板メーカー買収、事業体制整備を前倒し
・デンソー (TYO:6902)トヨタと、ラピダスに追加出資検討
・三菱商事 (TYO:8058)比財閥と提携拡大、“デジタル財布”新興に500億円
・双日 (TYO:2768)電気設備の米社買収、DC空調工事に照準
・川崎重 (TYO:7012)関西エアポート・エアバスと、関西3空港に水素供給で連携
・トヨタ自 (TYO:7203)ダイハツ、8車種超を苦渋の生産停止、新安全・環境規制の適合遅れ
・スズキ (TYO:7269)インド子会社、マネサール工場の累計生産1000万台
・シチズン時計 (TYO:7762)シチズンマシナリー、ベトナム工場に新棟、鋳物部品の加工能力2倍に
・タクマ (TYO:6013)ゴミ処理施設の建設工事受注、埼玉・行田市で
・AeroEdge (TYO:7409)海外大手航空機関連メーカーと部品供給契約を締結
・新明和工業 (TYO:7224)高機能搭乗橋を開発、可動カバーで雨水溝・伸縮機構を遮蔽
・技研製作所 (TYO:6289)海外展開加速、機械販売からトータルサポートへ
・富士通 (TYO:6702)帝京大と、デジタル空間に体内再現、体感型で生活改善促す
・リコー (TYO:7752)英に産業印刷の新会社、販売・サポート集約
・サンケン電気 (TYO:6707)志賀工場を26年に閉鎖、能登地震の影響で
・レゾナックHD (TYO:4004)半導体後工程材料、先導役に
・鴻池運輸 (TYO:9025)大ガスのインド都市ガス事業の共同体に参画
・東邦アセチレン (TYO:4093)社長・堀内秀敏氏、食品・医療、ガス用途拡大
・三菱ケミG (TYO:4188)偏光板フィルム増産、岐阜に新設備
・萩原工業 (TYO:7856)岡山で新工場稼働、ブルーシート下工程一手に
☆前場のイベントスケジュール
・10:00 中・1年物ローンプライムレート <ST>
■ハイテク主導ながらディスコへの買い持続を見極め
■ツガミ、2Q上方修正 営業利益 99億円←80億円
■前場の注目材料:不二越、アルミ切削向け新工具、バリ極小化で電動車開拓
■ハイテク主導ながらディスコへの買い持続を見極め
21日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。
18日の米国市場はNYダウが36ドル高、ナスダックは115ポイント高だった。
主要企業の決算発表が本格化するなか、ネットフリックスは契約者数が予想を上回ったほか、楽観的な見通しが好感され大幅高となり、ハイテク株への買いが広がった。
アップルはiPhone16の中国での販売が前モデルに比べ好調だとのリサーチを受け上昇。
エヌビディアはアナリストの投資判断引き上げを受けて買われた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の39170円。
円相場は1ドル150円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行することになりそうだ。
ネットフリックスの決算は前週末に織り込まれているが、ハイテク株に買いが広がった流れを受けて、改めて評価されそうである。
また、アップルのほかアマゾン・ドット・コム、アルファベットなど大型テック株の一角が買われており、センチメント改善につながろう。
また、前週末には決算を発表したディスコ (TYO:6146)が大幅高となり、アク抜けの動きをみせていた。
同社は7月高値をピークに調整が続いていたこともあり、本日も堅調な値動きをみせてくるようだと、他の半導体株への物色が広がる可能性がある。
また、今週も主要企業の決算発表が予定されているため、アク抜けへの期待が高まりやすく、押し目狙いの動きが強まってくる展開も期待されそうだ。
もっとも、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。
そのため、物色対象は広がりづらく、決算を手掛かりとした物色など、個別に材料のある銘柄などが中心になりそうである。
また、決算発表が本格化してくるようだと、日替わり物色に向かわせそうだ。
なお、前週末に決算を発表したところでは、岩井コスモ (TYO:8707)、アイザワ証G (TYO:8708)、タクミナ (TYO:6322)、KeyH (TYO:4712)、ツガミ (TYO:6101)、両毛システム (TYO:9691)などが注目される。
■ツガミ、2Q上方修正 営業利益 99億円←80億円
ツガミ (TYO:6101)は第2四半期業績予想の修正を発表。
売上高は465億円から497億円、営業利益を80億円から99億円に上方修正した。
国内、海外市場共に多少の動きはあったものの、依然として不透明な市場動向が継続している中で、底堅い受注を維持できた。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38981.75、+70.56)
・NYダウは上昇(43275.91、+36.86)
・ナスダック総合指数は上昇(18489.55、+115.94)
・シカゴ日経先物は上昇(39170、大阪比+160)
・SOX指数は上昇(5208.62、+3.81)
・VIX指数は低下(18.03、-1.08)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・不二越 (TYO:6474)アルミ切削向け新工具、バリ極小化で電動車開拓
・アルプスアルパイン (TYO:6770)圧縮成形の利用拡大、電子部品ラバー多種展開
・JFEHD (TYO:5411)JFEスチール、印の電磁鋼板メーカー買収、事業体制整備を前倒し
・デンソー (TYO:6902)トヨタと、ラピダスに追加出資検討
・三菱商事 (TYO:8058)比財閥と提携拡大、“デジタル財布”新興に500億円
・双日 (TYO:2768)電気設備の米社買収、DC空調工事に照準
・川崎重 (TYO:7012)関西エアポート・エアバスと、関西3空港に水素供給で連携
・トヨタ自 (TYO:7203)ダイハツ、8車種超を苦渋の生産停止、新安全・環境規制の適合遅れ
・スズキ (TYO:7269)インド子会社、マネサール工場の累計生産1000万台
・シチズン時計 (TYO:7762)シチズンマシナリー、ベトナム工場に新棟、鋳物部品の加工能力2倍に
・タクマ (TYO:6013)ゴミ処理施設の建設工事受注、埼玉・行田市で
・AeroEdge (TYO:7409)海外大手航空機関連メーカーと部品供給契約を締結
・新明和工業 (TYO:7224)高機能搭乗橋を開発、可動カバーで雨水溝・伸縮機構を遮蔽
・技研製作所 (TYO:6289)海外展開加速、機械販売からトータルサポートへ
・富士通 (TYO:6702)帝京大と、デジタル空間に体内再現、体感型で生活改善促す
・リコー (TYO:7752)英に産業印刷の新会社、販売・サポート集約
・サンケン電気 (TYO:6707)志賀工場を26年に閉鎖、能登地震の影響で
・レゾナックHD (TYO:4004)半導体後工程材料、先導役に
・鴻池運輸 (TYO:9025)大ガスのインド都市ガス事業の共同体に参画
・東邦アセチレン (TYO:4093)社長・堀内秀敏氏、食品・医療、ガス用途拡大
・三菱ケミG (TYO:4188)偏光板フィルム増産、岐阜に新設備
・萩原工業 (TYO:7856)岡山で新工場稼働、ブルーシート下工程一手に
☆前場のイベントスケジュール
・10:00 中・1年物ローンプライムレート <ST>