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前場に注目すべき3つのポイント~買い先行後はこう着相場が続くか

発行済 2016-06-07 08:37
更新済 2016-06-07 09:00
前場に注目すべき3つのポイント~買い先行後はこう着相場が続くか
7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:買い先行後はこう着相場が続くか ■外資系証券の注文動向:差し引き270万株の売り越し ■前場の注目材料:イエレン議長の発言受け利上げ観測後退 ■ 買い先行後はこう着相場が続くか 7日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうである。
6日の米国市場は上昇し、NYダウは3ケタの上昇となった。
原油相場の上昇を受けて買いが先行。
その後、イエレンFRB議長の講演では利上げへの前向きな姿勢は維持したものの、世界経済への不透明感から明確な利上げ時期については言及を避けた。
これを受けて講演後に上げ幅を拡大する展開となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の16655円だった。
シカゴ先物にさや寄せする格好から、買い先行で始まろう。
ただ、その後は5日線や25日線レベルでの攻防となりそうである。
イエレンFRB議長講演では7月利上げ説も後退する格好となり、円相場は円高に振れやすい需給状況になりそうである。
また、欧州連合(EU)からの残留・離脱を問う英国の国民投票が23日に迫る。
今年最大のリスク要因とみられており、リスク回避の流れが続きそうである。
なお、インターネットによる2つの世論調査の結果が公表され、いずれも「離脱」が「残留」を僅かに上回ったと報じられている。
週末には先物オプションSQも控えていることもあり、方向感が掴みづらいだろう。
日経平均は一目均衡表の雲の中での推移となっているが、雲は16428-16738円の水準に位置しており、この雲の中での推移になりそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き270万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1490万株、買い1220万株、差し引き270万株の売り越しとの観測。
なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
5月31日(火):590万株の買い越し 6月01日(水):670万株の買い越し 6月02日(木):140万株の売り越し 6月03日(金):560万株の売り越し 6月06日(月):420万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(17920.33、+113.27) ・NY原油(49.69、+1.07) ・イエレン議長の発言受け利上げ観測後退 ・米大統領選、クリントン氏が指名確実 ☆前場のイベントスケジュール ・特になし <海外> ・特になし <WA>

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