■ベネフィット・ワンの配当政策
利益配分では株主還元を第一とし、具体的な指標として年間の純資産配当率(DOE)を5%以上とすることに加えて、配当性向40%台を目標に、継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としている2016年3月期の実績は、DOEが11.6%、配当性向が49.8%であった増益を反映して、1株当たり配当金は前期比9.5円増の33.5円となった期中に自己株式の取得(1,464百万円)をしたことから、総還元性向は102.9%となった2017年3月期は、配当性向を49.6%とし、利益の伸びに合った増配をすることから、1株当たり配当金43.0円を計画している
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)