【ブラジル】ボベスパ指数 53522.91 -1.32% 3日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。
主要指標のボベスパ指数は前日比713.53ポイント安(-1.32%)の53522.91で取引を終えた。
54253.75から53462.34まで下落した。
指数構成銘柄での値上がりは16、値下がりは50であった。
取引終了後に予定されるブラジル中央銀行の政策金利(現行13.25%)の発表で、0.50%の利上げが予想されていること。
さらに、金利動向を予測する目安であるスワップレートの上昇から、今年内に数回利上げされる余地があるとの見方が、ブラジル株を圧迫したもよう。
また、NY原油先物が大幅に下落したことも売り材 料になった。
なお、中銀は4日日本時間早朝、市場予想通りセリック金利(政策金 利)を13.25%から13.75%に引き上げると発表した。
【ロシア】MICEX指数 1628.87 -0.88% 3日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。
主要指標のMICEX指数は前日比14.54ポイント安(-0.88%)の1628.87で取引を終了した。
1653.40から1616.06まで下落した。
ウクライナ軍関係者が、「東部ドネツク州で、親ロシア派武力勢力が大規模な攻撃を開始」と公表。
欧米による制裁強化の懸念が、ロシア株の売り圧力になった。
また、ブレント原油先物の下落も売りにつながった。
なお、欧州連合(EU)の欧州議会は3日、(これまでの対抗措置として)EUロシア政府代表部の大使らの議会訪問を一時制限すると発表した。
【インド】SENSEX指数 26837.20 -1.29% 3日のインドSENSEX指数は続落。
前日比351.18ポイント安(-1.29%)の26837.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.23%(101.35ポイント)安の8135.10で取引を終えた。
小動きで寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。
弱い経済指標や成長見通しの下方修正が嫌気された。
きょう3日に発表された5月のHSBCサービス業購買担当者指数(PMI)は49.6となり、前月の52.4を下回った。
国内総生産(GDP)に占めるサービス業の割合が高いため、景気の減速懸念が高まっている。
【中国本土】上海総合指数 4909.98 -0.01% 3日の上海総合指数は小動き。
主要指標の上海総合指数は、前日比0.55ポイント安(-0.01%)の4909.98ポイントと小幅ながら3日ぶりに反落した。
前日の終値を挟み一進一退の展開。
上海総合指数は節目の5000ポイントを目前に、上値の重い流れだった。
もっとも、売り込む動きはみられない。
資金流入の期待が相場を下支えする。
証券取引口座の新規開設数が先週(5月25~29日)に443万5300口座を記録し、前週比で68.6%増加したためだ。