ビットコインETF(上場投資信託)を申請中の米運用会社ヴァンエックの幹部が、ビットコイン市場は債券や商品市場より透明性が高いと話した。先週、米国証券取引委員会(SEC)は、ヴァンエックなどが申請するビットコインETFの可否判断を来年2月末までに延期。今回の延期が最後とみられており、その動向が市場関係者から注目されている。
ヴァンエックのデジタル資産戦略のトップであるガボール・ガーバックス氏は、先週末に仮想通貨ポッドキャスト「WhatBitcoinDid」に出演し、ビットコン市場に関してSECはダブルスタンダードを持っていると批判。SECが懸念する価格操作やアジアなど米国以外での取引状況は「解決できない問題」で「なぜそんな大きな問題なのか理解できない」と発言。次のように述べた。