🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

後場に注目すべき3つのポイント~足元こう着もしばらくは波乱含みの展開が警戒される

発行済 2018-02-08 12:31
更新済 2018-02-08 12:33
後場に注目すべき3つのポイント~足元こう着もしばらくは波乱含みの展開が警戒される
6954
-
7203
-
3998
-
8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい

・日経平均は続伸、足元こう着もしばらくは波乱含みの展開が警戒される
・ドル・円はもみあい、米株安への警戒続く
・値上がり寄与トップはファナック (T:3998)、同2位はトヨタ自 (T:6954)


■日経平均は続伸、足元こう着もしばらくは波乱含みの展開が警戒される

日経平均は続伸55.57円高の21700.94円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えている7日の米国市場では長期金利の上昇が嫌気されたが、NYダウは19ドル安と小幅な下落にとどまっており、昨日の時点でNYダウの200ドル安を織り込んでいた流れの中、ショートカバーが先行する格好となった続伸で始まった日経平均はその後もじりじりと上げ幅を広げており、前場半ばには一時21904.90円まで上げ幅を広げる場面をみせているしかし、次第に戻り待ちの売り圧力に押される格好となり、前日比ほぼ変わらずの水準まで上げ幅を縮める場面もみられている

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めているセクターではゴム製品、輸送用機器、ガラス土石、空運、サービス、精密機器、機械がしっかり一方で、その他製品、非鉄金属、海運、食料品、電力ガス、鉄鋼、水産農林が小安い指数インパクトの大きいところでは、ファナック (T:3998)、トヨタ (T:6954)、ダイキン (T:7203)、中外薬が下支え

日経平均は自律反発の動きをみせているが、戻りの鈍さが意識されるもっとも、決算発表が本格化している中では機関投資家は動けず、結局は先物主導によるインデックス売買に振らされる状況であろう明日はオプションSQを控えているが、直近の乱高下でポジション調整も一巡しているとみられ、大きなトレンドは出難いだろう

また、米国は一先ず落ち着いているようだが、足元の乱高下による需給面での歪みが1、2日程度で解消されるとは考えづらく、値動きの荒い展開が続きそうであるまた、ボラティリティーの指数を含め指数連動のデリバティブへの投資額が2兆ドルとの試算もあるこれの巻き戻しが行われており、しばらくは波乱含みの展開が警戒される

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円はもみあい、米株安への警戒続く

前日の米株安を受け、ドル・円は朝方の取引で109円半ばから109円10銭台まで弱含んだただ、本日の日経平均株価が前日比100円超高と堅調地合いとなった場面では、値を戻す展開となった

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先の日本株高継続が見込まれるただ、時間外取引の米株式先物はマイナス圏で推移しており、今晩の米株安への警戒で円買いが再開する可能性はあろう

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円12銭から109円42銭、ユーロ・円は133円87銭から134円31銭、ユーロ・ドルは1.2225ドルから1.2280ドルで推移した

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・手間いらず
やすららネットがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値上がり寄与トップはファナック (T:3998)、同2位はトヨタ自 (T:6954)


■経済指標・要人発言

・スペンサーNZ準備銀総裁
「(NZドルについて)現在の相場に違和感はない」

・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁
「経済が過熱する兆しやバブルが弾ける兆候は見られない」

・鈴木日銀審議委員
「物価目標に向けモメンタムは維持されている」
「物価目標達成にはなお道半ばの状況」


☆後場の注目スケジュール☆


・16:00 独・12月貿易収支(予想:+210億ユーロ、11月:+237億ユーロ)



<DM>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます