[ワシントン 12日 ロイター] - バイデン米大統領とスペインのサンチェス首相が12日、ホワイトハウスで会談した。ウクライナ支援を強調するとともに、移民問題や防衛面での協力を話し合った。
会談では、バイデン氏が「われわれは共にウクライナを支援する」と述べる一方、サンチェス氏はウクライナ戦争についてプーチン・ロシア大統領を非難。「国際法と国連憲章の趣旨を尊重する恒久的かつ公平な和平に向け尽力していく。間違えてはならない。この戦争には侵略者と被害者が存在し、侵略者はプーチン大統領だ」と述べた。
サンチェス氏はウクライナのゼレンスキー大統領に「無条件の支援」を表明し、2014年のクリミア編入以前の状態への領土復帰要求を含むゼレンスキー氏の和平案を支持している。