オプティム (T:3694)は18日、長崎県五島市においてAI・ドローンを用いた農地作付け確認業務の実証事業を開始すると発表。
同社によるとドローン空撮による農作物作付け確認においてAIによる自動判別を取り入れる実証事業は日本で初めて。
農地作付け確認業務は固定翼ドローン「OPTiM Hawk」とAIによる判別を使用した実証事業。
内閣府地方創生推進交付金・五島市ドローンi-Landプロジェクトの一環として実施し、水稲や麦・牧草が対象作物となる。
同社は、これまで2018年に佐賀県白石町における固定翼ドローンを用いた麦の作付け確認、農水省プロジェクトとして佐賀県佐賀市における作付け確認実験、2019年には再び白石町において麦の作付け確認を行っている。
本事業の目的は、人による現地確認作業がドローンおよびAIに置き換えられた場合の業務効率向上の効果測定、本格導入に向けたコストメリット及び法規制等の課題整理、AIによる判別精度の検証、保存された農地確認画像記録の再確認業務への検証としている。