1302GMT 18日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
21日終値 前営業日終値
株 FT100 5299.11(+48.27) 5250.84
クセトラDAX 6292.97(+75.99) 6216.98
金 現物午後値決め 1254.50 1256.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.065 (‐0.020) 0.367(0.322)
独連邦債2年物 0.881(0.583)
独連邦債10年物(9月限) 127.49 (‐0.18) 2.754(2.733)
独連邦債30年物 3.472(3.439)
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<為替> 中国が人民元相場を弾力化したことを受けて、豪ドルとニュージーランド
ドルが対米ドルでいずれも約1カ月ぶりの高値に上昇した。
人民元相場の弾力化を受けて人民元は5年ぶりの水準に上昇した。中国の海外での購買
力が高まることから世界的な景気回復に対して楽観的な見方が広がっている。
<株式> ロンドン株式市場は反発。中国が人民元の弾力性を一段と高める方針を示し
たことで、投資家のリスク選好が強まり、資源・銀行株などに買いが入った。
CMCマーケッツの株式部長、ジミー・イェーツ氏は「(人民元弾力性のニュースは)
市場で好材料として受け止められた。アジア諸国、とりわけ中国は引き続き世界経済のけ
ん引役だ」と述べた。
金属・原油価格が上昇するなか、資源株がおおむね上昇。BHPビリトン
4.7%高、リオ・ティント
6.0%高。
リスク選好の改善に伴い銀行株もしっかり。HSBC
一方、BP
れている。
欧州株式市場では、主要株価指数が9連騰して取引を終えた。中国が人民元相場の弾力
性を強化する方針を示したことで世界経済回復への期待が高まり、商品関連株への需要が
膨らんだ。
中国が人民元相場の弾力性強化を発表したことで、人民元相場が上昇すれば中国の購買
力が増すとの期待が生まれ、金属・原油価格が上昇。これを受け、鉱山・エネルギー関連
株に買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は10.86ポイント(1.04%)
高の1055.38で終了。終値としては5月初旬以来の高値を更新した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>終値は31.25ポイント
(1.14%)高の2768.27。
ブレウィン・ドルフィンのチーフストラテジスト、マイク・レンホフ氏は「中国が為替
改革を行う用意を示すことは、市場がまさしく必要としていたことだった。世界の主要な
中央銀行が政策金利を据え置いていることと併せ、世界経済の浮揚に向けた新たな手段が
提供されたことを示している」と述べた。
鉱山株ではBHPビリトン
ただ英BP
故に関する内部文書で、最悪の場合は流出量が日量約10万バレルに達することを同社が
予想していたことが判明した。これは米政府の現在の推定流出量をはるかに上回る。
個別銘柄では、スイスのスウォッチ・グループ
を示したことで、両社ともに中国での販売増が期待された。
<ユーロ圏債券> 独連邦債が一時1カ月ぶり安値をつけた。中国が人民元の弾力性を
一段と高める方針を示したことでリスク選好が強まり、独連邦債への売りにつながった。
この日は全般的に薄商いだったという。
人民元が上昇すれば中国の購買力が向上するとの期待から、株式や商品市況が値上がり
する一方、米国債相場は反対に値下がりした。中国が今後米国債購入を減らす可能性があ
るとの見方などが米国債の圧迫要因になったという。
モニュメント証券(ロンドン)のシニア債券トレーダー、フィル・ジョーダン氏は「過
去数カ月の間、このような動きがいつか起きると想定しており、そうした見方が独連邦債
の売りにつながったが、売りの規模はそれほど大きくない」と指摘。「この日の利回りの
上昇は小幅だが、独連邦債は依然割高で、利回りは今後さらに上昇する必要があると考え
る」と述べた。
独連邦債先物9月限
1545GMT時点では43ティック安の127.24。清算値は127.40。
独連邦債2年物
%。
同10年物
[東京 22日 ロイター]