午後0時22分時点で米10年債利回りは0.28%高の2.719。USD/JPYは0.30%高の111.70円となっている。
昨日夜に発表された米国第4四半期GDPがコンセンサス予想通りの2.6%だったことを受けて、安心感からの債券売りと思われる。利回り上昇によりドルインデックスも上昇したことで、円安が加速した。
本日は朝方発表された日本の設備投資の指標が予想以上に高かったこともあり、円安も追い風となって日本株式市場は大きく上昇している。日経平均は前日比で240円近く上昇し21624円となっている。
ただし、直近の値動きでは21600円より上はずっと上値が重かった。基本的には上目線でよいだろうが、後場でのここからの上値追いは抑えられる可能性はあるだろう。
本日はPCEデフレーター、個人支出、ISM製造業景気指数が発表予定であり、この数値がよければ米国株式市場の上昇に伴い、来週以降のさらなる上昇につながる可能性は十分にある。
今夜も経済指標に注目が集まる。