20日の日経平均は反落。
27.14円安の16492.15円(出来高概算17億9000万株)で取引を終えている。
週明けの米株安の流れを受けて、利食い先行で始まった。
ただし、日経平均は寄付きを安値に、その後は下げ幅を縮めると、前場半ばにはプラス圏を回復する局面もみられた。
しかし、明日の日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする模様眺めムードは強く、午後に入ると再び下げに転じている。
また、全体としては高安まちまちだったが、日経平均に対する影響度が大きいファーストリテ (T:9983)が5%を超える下落となり、これが重しになっている。
東証1部の騰落銘柄は、若干ながら値上がり数が上回っている。
セクターでは電力ガス、情報通信、ゴム製品、卸売、その他製品が上昇。
半面、鉱業、鉄鋼、保険、倉庫運輸、海運が小安い。
日銀の決定会合の結果を受けて21日午後は荒い値動きになりそうだ。
ただ、警戒されるマイナス金利政策に関しては、銀行収益へのリスクからマイナス幅の大胆な深掘りはできないとみられ、今回は、異次元緩和の総括的な検証でひとまず現在の政策が機能していることを強調し、現状維持が見込まれよう。
市場はいったんアク抜けとの見方に向かうことが期待される。
もっとも、FOMCの結果を見極めたいとする状況の中では、リスクはとりづらいところである。
また、日米の金融政策の両方の結果が分かるのは22日未明となるが、この日は秋分の日のため日本市場だけが休場となる。
この間世界の市場は大きく動く可能性があり、週末の動向を見極めてからになりやすい。
そのため明日に関しては、過剰反応後は次第に落ち着きをみせてくることも考えられよう。
27.14円安の16492.15円(出来高概算17億9000万株)で取引を終えている。
週明けの米株安の流れを受けて、利食い先行で始まった。
ただし、日経平均は寄付きを安値に、その後は下げ幅を縮めると、前場半ばにはプラス圏を回復する局面もみられた。
しかし、明日の日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする模様眺めムードは強く、午後に入ると再び下げに転じている。
また、全体としては高安まちまちだったが、日経平均に対する影響度が大きいファーストリテ (T:9983)が5%を超える下落となり、これが重しになっている。
東証1部の騰落銘柄は、若干ながら値上がり数が上回っている。
セクターでは電力ガス、情報通信、ゴム製品、卸売、その他製品が上昇。
半面、鉱業、鉄鋼、保険、倉庫運輸、海運が小安い。
日銀の決定会合の結果を受けて21日午後は荒い値動きになりそうだ。
ただ、警戒されるマイナス金利政策に関しては、銀行収益へのリスクからマイナス幅の大胆な深掘りはできないとみられ、今回は、異次元緩和の総括的な検証でひとまず現在の政策が機能していることを強調し、現状維持が見込まれよう。
市場はいったんアク抜けとの見方に向かうことが期待される。
もっとも、FOMCの結果を見極めたいとする状況の中では、リスクはとりづらいところである。
また、日米の金融政策の両方の結果が分かるのは22日未明となるが、この日は秋分の日のため日本市場だけが休場となる。
この間世界の市場は大きく動く可能性があり、週末の動向を見極めてからになりやすい。
そのため明日に関しては、過剰反応後は次第に落ち着きをみせてくることも考えられよう。