(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 9509.28(‐203.00)
前営業日終値 9712.28(‐29.92)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2057.48(‐64.94)
前営業日終値 2122.42(‐1.62)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1029.85(‐27.23)
前営業日終値 1057.08(‐3.53)
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[ニューヨーク 1日 ロイター] 米株式市場は大幅続落。ダウとS&Pは1日の下
げ幅としては3カ月ぶりの大きさとなった。新規失業保険申請件数とISM製造業景気指
数が弱い内容となり、景気回復の強さをめぐる懸念が高まった。
前日にはダウ、S&Pとも第3・四半期を前期比15%高で終えていた。
この日はハイテク株や金融株など景気循環に敏感なシクリカル銘柄の下げがきつかった。
フィラデルフィアKBW銀行株指数<.BKX>は5%安、フィラデルフィア半導体株指数
<.SOXX>は4.8%安。航空株も大幅に下げ、航空株指数<.XAL>は8.3%安となった。
ダウ工業株30種<.DJI>は203.00ドル(2.09%)安の9509.28ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は64.94ポイント(3.06%)安の2057.48。
S&P総合500種<.SPX>は27.23ポイント(2.58%)安の1029.85。
米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業部門指数は前月の52.9から
52.6に低下した。 拡大・縮小の分かれ目となる50は依然上回ったものの、市場
予想を大幅に下回った。
この日発表された新規失業保険週間申請件数も予想より弱い内容となった。
BTIGの首席市場ストラテジスト、マイク・オローク氏は「けさのISMのデータが
予想を下回り失望を誘った」と指摘。「第3・四半期が終わったことを考えると、多くの
人がウィンドウドレッシング買いで持っていたポジションについて現在利食い売りを出し
ている。市場はこれまでに大幅上昇してきた」と語った。
ダウを構成する30銘柄すべてが下落した。JPモルガン・チェース
5.6%安となり下げを主導。ボーイング
バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)
(CEO)が年末までに退任することを明らかにしたことが背景。
機械大手キャタピラー
ナスダック銘柄ではアップル
マイクロソフト
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