(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 9742.20(‐47.16)
前営業日終値 9789.36(+124.17)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2124.04(‐6.70)
前営業日終値 2130.74(+39.82)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1060.61(‐2.37)
前営業日終値 1062.98(+18.60)
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[ニューヨーク 29日 ロイター] 米株式市場は反落。予想外に低下した米消費者
信頼感指数が相場を圧迫し、住宅市場安定化の兆しやドラッグストア・チェーンのウォル
グリーン
ダウ工業株30種<.DJI>は47.16ドル(0.48%)安の9742.20ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は6.70ポイント(0.31%)安の2124.04。
S&P総合500種<.SPX>は2.37ポイント(0.22%)安の1060.61。
市場は上昇して始まったものの、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード(CB)
が発表した9月の消費者信頼感指数が53.1と前月の54.5から予想外に低下したこ
とを受け、家計をめぐる懸念が高まった。
ビリニー・アソシエーツの市場アナリスト、クリーブランド・ルカート氏は「経済指標
がまちまちの内容を示し、市場もややまちまちとなった」と指摘。「前日に大きく上昇し
ていたことから、多少の調整、一服があっても驚きではない」と語った。
この日は、前日に値を上げていた銘柄の一部が下げを主導した。3M
1.4%安、ネットワーク機器大手シスコシステムズ
同指数は前日2.1%上昇していた。
原油価格の下落を背景にエネルギー株も売られた。石油大手シェブロン
1.1%安。米原油先物
終了した。
一方、ウォルグリーンは9.2%急伸。決算が市場予想を上回ったことが好感された。
また、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが発表した7月の
住宅価格指数が3カ月連続で上昇し、住宅市場の安定化を示唆したことを受け、ダウ住宅
建設株指数<.DJUSHB>は0.5%上昇した。
米格付け会社の親会社ムーディーズ
10.9%と7.3%値を上げた。パイパー・ジャフリーのアナリストが、9月の債券発
行が前年比で大幅に改善したことから、これらの格付け会社が有利な状況にあるとの見方
を示したことが好感された。
金融サービスのCITグループ
ョン・ポールソン氏が、経営難に陥っているCITグループと破たんした金融住宅会社イ
ンディマック
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