以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家DAIBOUCHOU氏(ツイッター:@DAIBOUCHO )が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年5月1日12時に執筆
フィスコソーシャルレポーターのDAIBOUCHOUです。
ゴールデンウィーク到来ですね。
旅行を楽しまれている個人投資家の方も多いと思います。
ただ、ゴールデンウィークの時期は、決算期が3月期の上場企業が本決算を発表する時期でもあります。
個人投資家としては、日本の株式市場の休みが多い反面、普段の時よりも決算を確認しないといけない忙しさがあります。
既に発表された決算で目ぼしいものが無かったか、見直す必要もありますし、これから決算発表される会社の中から、業績の進捗率が高い会社、来期の好業績が期待できる会社を探して、決算発表で明らかになる前に先回り買いを狙わないといけません。
最近では、ニホンフラッシュ (T:7820)が良いトレードだと感じました。
ニホンフラッシュは主に中国で業績を成長させているマンション向け内装ドアメーカーで、最近は業績、株価とも停滞気味でした。
でも、長期的な業績成長は期待出来る業態で、PERが割安なので買おうと思いましたが、第三四半期決算までの進捗率が悪かったので、下方修正が発表されるまで待とうと思いました。
4月26日に予想通り下方修正が発表されましたが、下方修正は既に想定通りだったのか、株価は余り下落しませんでした。
でも、私としては、下方修正のリスクを負わずに買えて良かったです。
下方修正のリリースを見ると、販売先の中国大手デベロッパーが、マンションの販売が好調で、年間販売目標を早々に達成し、販売を翌期以降に先送りしたためと理由が書かれていました。
中国でマンションが売れれば、ニホンフラッシュ製のドアが売れる仕組みですが、そのマンションの販売が好調で、先送りした分が今期に追加されるならば、今期の業績予想は良いに違いないと判断しました。
その後、4月28日に約20%の増収増益という好調な業績予想が発表され、5月1日の株価は大幅反発し、下方修正発表日からの4日間で約10%も儲ける事が出来ました。
まだ予想PERで約8倍と割安な株価水準なので、もう少し保有継続する予定です。
本決算は、投資家の興味が前期から今期へと移り変わるタイミングです。
ニホンフラッシュのように、前期の業績に不安がある場合、積極的に買いたい投資家は少ないでしょう。
しかし、今期の業績が好転すれば、前期に不振だった業績が改善される結果、今期の増収増益の幅が大きくなり、投資家の関心を呼びます。
決算発表を契機として、株価の需給が改善される事が期待できます。
さらに、決算期が12月の上場企業が、第一四半期決算を発表する時期でもあります。
第一四半期は、たった3ヶ月間の業績なので、売上や費用の計上のタイミングで業績がぶれやすく、株価の波乱要因になりがちです。
例えば、GMOリサーチ {{|0:}}の第一四半期は、収益性が高い案件が売上計上されたのか、約65%も増益となり、株価は前日終値1919円から2241円まで急騰しました。
逆にGMOメディア {{|0:}}は、前期の第一四半期の業績が良すぎて、約25%減益となり、前日終値2993円から2856円まで下落しました。
決算期が12月の上場企業があれば、前期の第一四半期が悪ければ、増益率が高くなりやすいので決算前に買い、逆に良ければ、減益に転じやすいので決算前に一旦売るのが良いと思います。
いずれにしても、この決算発表シーズンを活用して、より良いトレードが出来るように頑張りたいと思います。
執筆者名:DAIBOUCHOU(ツイッター:@DAIBOUCHO )
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年5月1日12時に執筆
フィスコソーシャルレポーターのDAIBOUCHOUです。
ゴールデンウィーク到来ですね。
旅行を楽しまれている個人投資家の方も多いと思います。
ただ、ゴールデンウィークの時期は、決算期が3月期の上場企業が本決算を発表する時期でもあります。
個人投資家としては、日本の株式市場の休みが多い反面、普段の時よりも決算を確認しないといけない忙しさがあります。
既に発表された決算で目ぼしいものが無かったか、見直す必要もありますし、これから決算発表される会社の中から、業績の進捗率が高い会社、来期の好業績が期待できる会社を探して、決算発表で明らかになる前に先回り買いを狙わないといけません。
最近では、ニホンフラッシュ (T:7820)が良いトレードだと感じました。
ニホンフラッシュは主に中国で業績を成長させているマンション向け内装ドアメーカーで、最近は業績、株価とも停滞気味でした。
でも、長期的な業績成長は期待出来る業態で、PERが割安なので買おうと思いましたが、第三四半期決算までの進捗率が悪かったので、下方修正が発表されるまで待とうと思いました。
4月26日に予想通り下方修正が発表されましたが、下方修正は既に想定通りだったのか、株価は余り下落しませんでした。
でも、私としては、下方修正のリスクを負わずに買えて良かったです。
下方修正のリリースを見ると、販売先の中国大手デベロッパーが、マンションの販売が好調で、年間販売目標を早々に達成し、販売を翌期以降に先送りしたためと理由が書かれていました。
中国でマンションが売れれば、ニホンフラッシュ製のドアが売れる仕組みですが、そのマンションの販売が好調で、先送りした分が今期に追加されるならば、今期の業績予想は良いに違いないと判断しました。
その後、4月28日に約20%の増収増益という好調な業績予想が発表され、5月1日の株価は大幅反発し、下方修正発表日からの4日間で約10%も儲ける事が出来ました。
まだ予想PERで約8倍と割安な株価水準なので、もう少し保有継続する予定です。
本決算は、投資家の興味が前期から今期へと移り変わるタイミングです。
ニホンフラッシュのように、前期の業績に不安がある場合、積極的に買いたい投資家は少ないでしょう。
しかし、今期の業績が好転すれば、前期に不振だった業績が改善される結果、今期の増収増益の幅が大きくなり、投資家の関心を呼びます。
決算発表を契機として、株価の需給が改善される事が期待できます。
さらに、決算期が12月の上場企業が、第一四半期決算を発表する時期でもあります。
第一四半期は、たった3ヶ月間の業績なので、売上や費用の計上のタイミングで業績がぶれやすく、株価の波乱要因になりがちです。
例えば、GMOリサーチ {{|0:}}の第一四半期は、収益性が高い案件が売上計上されたのか、約65%も増益となり、株価は前日終値1919円から2241円まで急騰しました。
逆にGMOメディア {{|0:}}は、前期の第一四半期の業績が良すぎて、約25%減益となり、前日終値2993円から2856円まで下落しました。
決算期が12月の上場企業があれば、前期の第一四半期が悪ければ、増益率が高くなりやすいので決算前に買い、逆に良ければ、減益に転じやすいので決算前に一旦売るのが良いと思います。
いずれにしても、この決算発表シーズンを活用して、より良いトレードが出来るように頑張りたいと思います。
執筆者名:DAIBOUCHOU(ツイッター:@DAIBOUCHO )