(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 11405.93(‐ 76.97)
前営業日終値 11482.90(+213.88)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2523.45(‐31.75)
前営業日終値 2555.20(+47.22)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1192.76(‐11.73)
前営業日終値 1204.49(+25.68)
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[ニューヨーク 16日 ロイター] 16日の米国株式市場は4日ぶりに反落。この
日は独仏首脳会談が行われたものの、ユーロ圏債務問題をめぐる懸念を払しょくするには
至らなかった。
ダウ工業株30種<.DJI>は76.97ドル(0.67%)安の1万1405.93ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は31.75ポイント(1.24%)安の2523.45。
S&P総合500種<.SPX>は11.73ポイント(0.97%)安の1192.76。
前向きな米企業業績に加え、フィッチ・レーティングスはこの日、米国の「AAA」格
付けを確認、見通しを「安定的」としたものの、相場の押し上げにはつながらなかった。
独仏首脳会談では、ユーロ圏の一段と緊密な統合で具体案が示されたものの、ユーロ圏
救済基金の規模拡大やユーロ圏共同債については触れられなかった。
カンター・フィッツジェラルド(サンフランシスコ)の米国市場ストラテジスト、マー
ク・パド氏は、首脳会談について「市場としては最低でも一定の前向きな動きや具体的な
何かが明らかになると期待していた」と述べた。
メルケル独首相、サルコジ仏大統領が金融取引税に関する提案を行うことで一致するな
か、取引所関連株が売られた。NYSEユーロネクスト
500銘柄中、最もさえなかった。
一方、小売関連では、ウォルマート
決算を手がかりに上昇した。ウォルマートは3.9%高。ホーム・デポは5.2%高。
デル
り、今四半期も売上高は横ばいになるとの見通しを示すなか、時間外取引で4.9%下落
した。
ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダック3市場の出来高は約82
億株で、前年の一日平均の84億7000万株とおおむね一致した。