21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・高値圏でのこう着も、引けにかけて上げ幅広げるか ・ドル・円は124円37銭付近、日本株の上昇は限定的 ・小売などの内需株に引き続き物色か ■高値圏でのこう着も、引けにかけて上げ幅広げるか 日経平均は続伸。
88.91円高の20739.83円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。
20日の米国市場は、ギリシャの債務返済を好感した欧州市場の上昇の流れを受けて、ダウ、ナスダックともに上昇。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の20790円となり、これにさや寄せする格好から、20700円を回復して始まった。
ただし、先週までで5日続伸となり、上げ幅は800円を超えており、急ピッチのリバウンドに対する利益確定の売りが出やすいところ。
また、今後本格化する決算を見極めたいとする模様眺めムードも強く、寄り付き直後につけた20770.02円を高値に、その後は高値圏でのもち合いが続いている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の6割を占めている。
規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立つ。
セクターでは、海運、空運、医薬品、小売、電力ガス、パルプ紙、その他製品、サービスなどが堅調。
半面、石油石炭、鉄鋼、非鉄金属、保険、卸売、金属製品、鉱業、その他金融などが冴えない。
日経平均は連日でギャップ・アップから始まった後は、狭いレンジでのこう着をみせている。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TOKYO:9983)が堅調な半面、KDDI (TOKYO:9433)、東エレク (TOKYO:8035)、ホンダ (TOKYO:7267)、信越化 (TOKYO:4063)、ダイキン (TOKYO:6367)、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)などが重石となっている。
規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立っており、個人主体による物色が中心になりそうである。
また、日経平均は連日で下ひげを残しており、大引けにかけてはインデックスに絡んだ商いから、上げ幅を広げてくる可能性がありそうだ。
一方で、強い動きをみせている中小型株については、短期筋のポジション調整から、反対に大引けにかけて利益確定の流れとなる可能性はありそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は124円37銭付近、日本株の上昇は限定的 ドル・円は124円37銭付近で推移。
日経平均の上昇が限定的だったことから伸び悩んだ。
東京市場のドル・円は、124円27銭で寄り付いた後、日経平均が底堅い値動きだったことを受け、国内勢とみられる買いが入った。
ただ、日経平均は上値が重く、上昇も限定的だったことから、ドル・円もポジション調整の買いにとどまり、ドル・円も124円39銭に上昇した後はもみあっている。
ユーロ・ドルは、1.0819ドルから1.0834ドルのレンジ内で、ユーロ・円は134円58銭から134円74銭のレンジ内で推移している。
12時25分時点のドル・円は124円37銭、ユーロ・円は134円66銭、ポンド・円は193円53銭、豪ドル・円は91円59銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 小瀬正毅) ■後場のチェック銘柄 ・海運業、空運業に続き医薬品が上昇率上位 ・インフラロボット関連などにテーマ物色向かうか ・小売などの内需株に引き続き物色か ☆後場の注目スケジュール☆ ・14:00 5月景気動向指数改定値 <海外> ・15:00 スイス・6月貿易収支(予想:+25億フラン、5月:+34.3億フラン) <SY>
・高値圏でのこう着も、引けにかけて上げ幅広げるか ・ドル・円は124円37銭付近、日本株の上昇は限定的 ・小売などの内需株に引き続き物色か ■高値圏でのこう着も、引けにかけて上げ幅広げるか 日経平均は続伸。
88.91円高の20739.83円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。
20日の米国市場は、ギリシャの債務返済を好感した欧州市場の上昇の流れを受けて、ダウ、ナスダックともに上昇。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の20790円となり、これにさや寄せする格好から、20700円を回復して始まった。
ただし、先週までで5日続伸となり、上げ幅は800円を超えており、急ピッチのリバウンドに対する利益確定の売りが出やすいところ。
また、今後本格化する決算を見極めたいとする模様眺めムードも強く、寄り付き直後につけた20770.02円を高値に、その後は高値圏でのもち合いが続いている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の6割を占めている。
規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立つ。
セクターでは、海運、空運、医薬品、小売、電力ガス、パルプ紙、その他製品、サービスなどが堅調。
半面、石油石炭、鉄鋼、非鉄金属、保険、卸売、金属製品、鉱業、その他金融などが冴えない。
日経平均は連日でギャップ・アップから始まった後は、狭いレンジでのこう着をみせている。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TOKYO:9983)が堅調な半面、KDDI (TOKYO:9433)、東エレク (TOKYO:8035)、ホンダ (TOKYO:7267)、信越化 (TOKYO:4063)、ダイキン (TOKYO:6367)、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)などが重石となっている。
規模別指数では中型、小型株指数の強さが目立っており、個人主体による物色が中心になりそうである。
また、日経平均は連日で下ひげを残しており、大引けにかけてはインデックスに絡んだ商いから、上げ幅を広げてくる可能性がありそうだ。
一方で、強い動きをみせている中小型株については、短期筋のポジション調整から、反対に大引けにかけて利益確定の流れとなる可能性はありそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は124円37銭付近、日本株の上昇は限定的 ドル・円は124円37銭付近で推移。
日経平均の上昇が限定的だったことから伸び悩んだ。
東京市場のドル・円は、124円27銭で寄り付いた後、日経平均が底堅い値動きだったことを受け、国内勢とみられる買いが入った。
ただ、日経平均は上値が重く、上昇も限定的だったことから、ドル・円もポジション調整の買いにとどまり、ドル・円も124円39銭に上昇した後はもみあっている。
ユーロ・ドルは、1.0819ドルから1.0834ドルのレンジ内で、ユーロ・円は134円58銭から134円74銭のレンジ内で推移している。
12時25分時点のドル・円は124円37銭、ユーロ・円は134円66銭、ポンド・円は193円53銭、豪ドル・円は91円59銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 小瀬正毅) ■後場のチェック銘柄 ・海運業、空運業に続き医薬品が上昇率上位 ・インフラロボット関連などにテーマ物色向かうか ・小売などの内需株に引き続き物色か ☆後場の注目スケジュール☆ ・14:00 5月景気動向指数改定値 <海外> ・15:00 スイス・6月貿易収支(予想:+25億フラン、5月:+34.3億フラン) <SY>