欧州中央銀行(ECB)は注目となっていた定例理事会で政策金利やフォワードガイダンスを据え置くことを決定し、量的緩和(QE)縮小計画の発表を見送った。
同時に発表した見通しに中で、インフレ見通しを引き下げる一方で、2017年度のGDPの成長見通しを2.2%に引き上げ。
2007年以降で最高に達すると見ていることを明らかにした。
会合後の会見で、ドラギ総裁は10月に大部分のQEを決定することになるだろうと述べた。
さらに、本日の会合で、成長、インフレ、通貨がテーマとなったと指摘。
為替に関し、今までは、「目標ではなくインフレや経済に影響する一因となる」との言及にとどめていた。
しかし、今回は、為替の変動が不確実性の一因となっているとし、為替の変動に懸念を表明した。
為替を政策決定に考慮する必要があると加えた。
ECBがユーロ高牽制を行うのは10年ぶりとなる。
為替市場ではECBによるユーロ高牽制にもかかわらず、緩和策縮小の思惑を受けたユーロ買いが継続。
対ドルではひとつの心理的な節目となる1.2ドルも突破した。
市場は今後、ECBのユーロ上値目標を探っていくことになる。
同時に発表した見通しに中で、インフレ見通しを引き下げる一方で、2017年度のGDPの成長見通しを2.2%に引き上げ。
2007年以降で最高に達すると見ていることを明らかにした。
会合後の会見で、ドラギ総裁は10月に大部分のQEを決定することになるだろうと述べた。
さらに、本日の会合で、成長、インフレ、通貨がテーマとなったと指摘。
為替に関し、今までは、「目標ではなくインフレや経済に影響する一因となる」との言及にとどめていた。
しかし、今回は、為替の変動が不確実性の一因となっているとし、為替の変動に懸念を表明した。
為替を政策決定に考慮する必要があると加えた。
ECBがユーロ高牽制を行うのは10年ぶりとなる。
為替市場ではECBによるユーロ高牽制にもかかわらず、緩和策縮小の思惑を受けたユーロ買いが継続。
対ドルではひとつの心理的な節目となる1.2ドルも突破した。
市場は今後、ECBのユーロ上値目標を探っていくことになる。