MonotaRO (T:3064)は、兵庫県尼崎市に本社を置く、インターネットを利用した工場・工事用間接資材※及び自動車アフターマーケット商品の通信販売会社である。
※間接資材とは、製造工程で使用される研磨剤やドリル、軍手など、事業者が自社内で使用し、再販を目的としない商品を指す。
業種により個別性が高い。
同社のビジネスモデルの特徴は、企業規模や購買金額に関わらず、すべての顧客に同一の価格で間接資材を販売するという点である。
市場の慣習により売り手から不公平な価格を強いられがちであった中小企業を中心に支持を受け、ニッチ市場における専門通販業者として唯一無比の存在となった。
2015年12月末現在の登録口座数は177万件を突破している。
2015年12月期通期決算は、売上高が前期比28.1%増の57,563百万円、営業利益が同63.9%増の7,087百万円と大幅な増収増益を達成した。
TVCMの放映地域や頻度を増やし、リスティング広告を拡大するなど積極的なプロモーションが新規顧客獲得に貢献した。
また、取扱商品(900万点)と在庫商品(25万点)を拡充し、春カタログを発行するなどの施策が既存顧客売上の拡大につながった。
2016年12月期通期は、売上高が前期比23.5%増の71,076百万円、営業利益が同31.2%増の9,300百万円を見込む。
中期の売上目標1,000億円を掲げており、2018年度をめどに達成を目指す。
その布石となる関東における次期物流センター(茨城県で土地取得済み、2017年3月の竣工予定)では無人走行搬送車を活用した最新鋭のオペレーションを計画する。
■Check Point ・商品点数900万点、顧客数177万口座、圧倒的スケール効果 ・2016年12月期も売上高、売上総利益ともに20%以上の成長を持続する計画 ・次期関東物流センターにおいては、無人走行搬送車を導入し生産性倍増を計画 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
※間接資材とは、製造工程で使用される研磨剤やドリル、軍手など、事業者が自社内で使用し、再販を目的としない商品を指す。
業種により個別性が高い。
同社のビジネスモデルの特徴は、企業規模や購買金額に関わらず、すべての顧客に同一の価格で間接資材を販売するという点である。
市場の慣習により売り手から不公平な価格を強いられがちであった中小企業を中心に支持を受け、ニッチ市場における専門通販業者として唯一無比の存在となった。
2015年12月末現在の登録口座数は177万件を突破している。
2015年12月期通期決算は、売上高が前期比28.1%増の57,563百万円、営業利益が同63.9%増の7,087百万円と大幅な増収増益を達成した。
TVCMの放映地域や頻度を増やし、リスティング広告を拡大するなど積極的なプロモーションが新規顧客獲得に貢献した。
また、取扱商品(900万点)と在庫商品(25万点)を拡充し、春カタログを発行するなどの施策が既存顧客売上の拡大につながった。
2016年12月期通期は、売上高が前期比23.5%増の71,076百万円、営業利益が同31.2%増の9,300百万円を見込む。
中期の売上目標1,000億円を掲げており、2018年度をめどに達成を目指す。
その布石となる関東における次期物流センター(茨城県で土地取得済み、2017年3月の竣工予定)では無人走行搬送車を活用した最新鋭のオペレーションを計画する。
■Check Point ・商品点数900万点、顧客数177万口座、圧倒的スケール効果 ・2016年12月期も売上高、売上総利益ともに20%以上の成長を持続する計画 ・次期関東物流センターにおいては、無人走行搬送車を導入し生産性倍増を計画 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)