こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されていますね。
その結果が日本の株式市場に与える影響について、12/14付けの「Daily Outlook」にレポートが掲載されていますので、ご紹介しますね。
同レポートによれば『すでに市場は今会合での利上げ(2回目)を織り込む動きとなっており、注目点は来年の経済見通しと利上げ回数に移っている』とのこと。
そして『米国景気が拡大するという前提の下、利上げの方向性には変わりがない点を踏まえると、ドル円は底堅く推移し、日本株は上昇基調を辿ると考える』との見解を示しています。
さらに同レポートでは、米国で利上げが継続的に行われた2004年6月以降の相場に注目。
『当時の米国では資源価格の上昇や労働市場環境の改善などからインフレ圧力が高まっており、ほぼ毎会合ごとに利上げが実施されていた。
そのため、企業業績への悪影響が懸念される場面もあり、日米株価ともやや軟調に推移する場面があった』としながらも、『景気の拡大などを背景に株価が底割れするような事態には陥らなかった』と指摘。
『景気は緩やかに拡大する傾向にあり、「利上げ可能=事業環境は良好」という構図から株価は底堅い推移が続こう』との分析を伝えています。
詳しくは12/14付けの「Daily Outlook」ご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜