[本日の想定レンジ] 5日のNY市場はまちまち。
た5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る28万人増となり、早期利上げへの警戒感が強まり売りが先行。
その後、雇用統計を受けた売りが一巡すると、雇用市場の回復を好感する見方もあり、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。
ダウ平均は56.12ドル安の17849.46、ナスダックは9.33ポイント高の5068.46。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の20580円。
シカゴ先物にさや寄せする格好から、買い優勢の展開になりそうだ。
また、為替市場ではドルは全面高となり、円相場はNY時間で一時1ドル125円80銭レベルをつけている。
輸出関連等がけん引する格好から、日経平均を押し上げてきそうだ。
また、1-3月期GDP改定値が発表されるが、上方修正されるようだと、内需系へ物色が広がる可能性がありそうだ。
シカゴ先物にさや寄せすることで、先週割り込んでいる5日線を上回ってくることになり、支持線として意識されてくるかが注目される。
ボリンジャーバンドの+1σも上回ってくることで、リバウンド基調が高まりやすい。
一方、短期的に調整入りが意識されやすいところでもあり、20400-20650円処のボックスを抜け切れないと、こう着感の強い相場展開が続きやすい。
5日線、+1σを支持線とした20500-20600円のレンジを想定する。
[予想レンジ] 上限 20600円−下限 20500円