■NY株式:ダウは47ドル安、9月利上げへの警戒感広がる
NYダウ ナスダック
終値 :17550.69 終値 :5105.55
前日比:-47.51 前日比:-9.84
始値 :17596.93 始値 :5110.96
高値 :17635.78 高値 :5125.90
安値 :17505.50 安値 :5092.46
4日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は47.51ドル安の17550.69、ナスダックは9.84ポイント安の5105.55で取引を終了した。
朝方は、週末の雇用統計結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードとなり、売り買いが交錯する展開となった。
6月製造業受注指数が予想に一致し、やや上昇する場面もあったが、ロックハート・アトランタ連銀総裁が9月の利上げを示唆する発言を行ったことをきっかけに、米国債利回りが上昇するなどインフレへの懸念も強まり、下げ幅を拡大した。
セクター別では、小売や食品・飲料・タバコが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や公益事業が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は200日移動平均を割り込んだことで売りが広がり軟調推移となった。
保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は41%の減益となる決算を発表し下落。
薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は通期見通しを引き下げ、軟調推移。
事務用品小売のオフィスデポ(ODP)は決算内容が嫌気され、売られた。
一方で、中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は投資銀行のゴールドマン・サックスの元幹部であるマイケル・エバンズ氏を社長に任命し、上昇した。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円36銭、米9月の利上げを織り込む、ドル続伸 4日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、123円88銭から124円40銭まで上昇して124円36銭で引けた。
米国の6月製造業受注指数が3月以来の高水準となったこと、また、2015年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有するロックハート米アトランタ連銀総裁が、「9月の利上げが適している可能性がある」と発言したことを受けて、利上げを織り込むドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0982ドルから1.0879ドルへ下落して1.0880ドルで引けた。
米国の利上げ観測を受けたドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・円は、136円14銭から135円28銭まで下落。
株安に連れたリスク回避の円買いが継続した。
ポンド・ドルは、1.5634ドルまで上昇後、1.5558ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9691フランから0.9790フランへ上昇した。
■NY原油:反発で45.74ドル、中国株の反発、米在庫の減少予想で買い戻し NY原油は反発(NYMEX原油9月限終値:45.74↑0.57)。
46.23ドルまで上昇した後、45.43ドルまで下落した。
この日の上海総合指数が急反発したことが好感された。
また、4日の取引終了後に予定される全米石油協会(API)の週間統計の発表、5日(水)予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表を控え(在庫減少の予想)、買い戻しが先行した。
ただ、終盤に、ロックハート米アトランタ連銀総裁が、「経済状況は9月の利上げが適切である可能性がある」と発言。
ドル高になったことで、原油は上昇幅を縮小した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.80ドル +0.030ドル(+0.17%) モルガン・スタンレー(MS) 38.92ドル +0.160ドル(+0.41%) ゴールドマン・サックス(GS)205.17ドル +0.480ドル(+0.23%) インテル(INTC) 29.13ドル +0.080ドル(+0.28%) アップル(AAPL) 114.64ドル -3.800ドル(-3.21%) グーグル(GOOG) 629.25ドル -1.960ドル(-0.31%) フェイスブック(FB) 94.06ドル -0.080ドル(-0.09%) キャタピラー(CAT) 76.61ドル -0.650ドル(-0.84%) アルコア(AA) 9.73ドル +0.090ドル(+0.93%) ウォルマート(WMT) 72.25ドル +0.070ドル(+0.10%) スプリント(S) 3.49ドル +0.150ドル(+4.49%)
ダウ平均は47.51ドル安の17550.69、ナスダックは9.84ポイント安の5105.55で取引を終了した。
朝方は、週末の雇用統計結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードとなり、売り買いが交錯する展開となった。
6月製造業受注指数が予想に一致し、やや上昇する場面もあったが、ロックハート・アトランタ連銀総裁が9月の利上げを示唆する発言を行ったことをきっかけに、米国債利回りが上昇するなどインフレへの懸念も強まり、下げ幅を拡大した。
セクター別では、小売や食品・飲料・タバコが上昇する一方でテクノロジー・ハード・機器や公益事業が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は200日移動平均を割り込んだことで売りが広がり軟調推移となった。
保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は41%の減益となる決算を発表し下落。
薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は通期見通しを引き下げ、軟調推移。
事務用品小売のオフィスデポ(ODP)は決算内容が嫌気され、売られた。
一方で、中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は投資銀行のゴールドマン・サックスの元幹部であるマイケル・エバンズ氏を社長に任命し、上昇した。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円36銭、米9月の利上げを織り込む、ドル続伸 4日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、123円88銭から124円40銭まで上昇して124円36銭で引けた。
米国の6月製造業受注指数が3月以来の高水準となったこと、また、2015年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を有するロックハート米アトランタ連銀総裁が、「9月の利上げが適している可能性がある」と発言したことを受けて、利上げを織り込むドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0982ドルから1.0879ドルへ下落して1.0880ドルで引けた。
米国の利上げ観測を受けたドル買いに拍車がかかった。
ユーロ・円は、136円14銭から135円28銭まで下落。
株安に連れたリスク回避の円買いが継続した。
ポンド・ドルは、1.5634ドルまで上昇後、1.5558ドルへ下落。
ドル・スイスは、0.9691フランから0.9790フランへ上昇した。
■NY原油:反発で45.74ドル、中国株の反発、米在庫の減少予想で買い戻し NY原油は反発(NYMEX原油9月限終値:45.74↑0.57)。
46.23ドルまで上昇した後、45.43ドルまで下落した。
この日の上海総合指数が急反発したことが好感された。
また、4日の取引終了後に予定される全米石油協会(API)の週間統計の発表、5日(水)予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表を控え(在庫減少の予想)、買い戻しが先行した。
ただ、終盤に、ロックハート米アトランタ連銀総裁が、「経済状況は9月の利上げが適切である可能性がある」と発言。
ドル高になったことで、原油は上昇幅を縮小した。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.80ドル +0.030ドル(+0.17%) モルガン・スタンレー(MS) 38.92ドル +0.160ドル(+0.41%) ゴールドマン・サックス(GS)205.17ドル +0.480ドル(+0.23%) インテル(INTC) 29.13ドル +0.080ドル(+0.28%) アップル(AAPL) 114.64ドル -3.800ドル(-3.21%) グーグル(GOOG) 629.25ドル -1.960ドル(-0.31%) フェイスブック(FB) 94.06ドル -0.080ドル(-0.09%) キャタピラー(CAT) 76.61ドル -0.650ドル(-0.84%) アルコア(AA) 9.73ドル +0.090ドル(+0.93%) ウォルマート(WMT) 72.25ドル +0.070ドル(+0.10%) スプリント(S) 3.49ドル +0.150ドル(+4.49%)