7日の香港市場は値上がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比177.19ポイント(0.73%)高の24552.47ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が134.67ポイント(1.21%)高の11227.94ポイントと、そろって反発した。
ただ、売買代金は713億5700万香港ドルと依然として低水準(6日は673億600万香港ドル)。
寄り付き後に買いの勢いが強まる流れ。
7月・米雇用統計の発表を今夜、同月の中国貿易統計と物価統計の公表を週末(8~9日)に控え、朝方はまちまちの値動きだったものの、本土株高をにらみながら、徐々に上げ幅を広げた。
本土市場では、政府系資金の投入期待が強まっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が4.2%高と上げが目立つ。
燃料炭相場の低迷が続くなか、同社株は6日、6年4カ月ぶりの安値を切り下げていた。
そのほか、取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)とマカオ・カジノ運営会社の銀河娯楽集団(27/HK)がそろって3.4%高、国内銀行5位の交通銀行(3328/HK)が2.5%高と値上がり率上位に並んでいる。
海運・港湾株も軒並み急伸。
海運大手の中海集装箱運輸(2866/HK)が23.9%高、同じく海運の中海発展(1138/HK)が12.5%高、港湾オペレーターの廈門国際港務(3378/HK)が9.2%高、天津港ふ頭運営の天津港発展HD(3382/HK)が5.6%高と買い進まれた。
本土上場の港湾・海運企業には、合併・再編の観測が再浮上している。
中国交通部などがこのほど、港湾の各種手数料を引き下げ、または撤廃するよう通知したことも海運各社にとって支援材料となった。
ゼネコン各社株は連日で物色されている。
中国鉄建(1186/HK)が4.0%高、中国中鉄(390/HK)が3.4%高、中国交通建設(1800/HK)が2.8%高と値を上げた。
インフラ投資が加速するとの見通しが引き続き材料視されている。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比177.19ポイント(0.73%)高の24552.47ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が134.67ポイント(1.21%)高の11227.94ポイントと、そろって反発した。
ただ、売買代金は713億5700万香港ドルと依然として低水準(6日は673億600万香港ドル)。
寄り付き後に買いの勢いが強まる流れ。
7月・米雇用統計の発表を今夜、同月の中国貿易統計と物価統計の公表を週末(8~9日)に控え、朝方はまちまちの値動きだったものの、本土株高をにらみながら、徐々に上げ幅を広げた。
本土市場では、政府系資金の投入期待が強まっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が4.2%高と上げが目立つ。
燃料炭相場の低迷が続くなか、同社株は6日、6年4カ月ぶりの安値を切り下げていた。
そのほか、取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)とマカオ・カジノ運営会社の銀河娯楽集団(27/HK)がそろって3.4%高、国内銀行5位の交通銀行(3328/HK)が2.5%高と値上がり率上位に並んでいる。
海運・港湾株も軒並み急伸。
海運大手の中海集装箱運輸(2866/HK)が23.9%高、同じく海運の中海発展(1138/HK)が12.5%高、港湾オペレーターの廈門国際港務(3378/HK)が9.2%高、天津港ふ頭運営の天津港発展HD(3382/HK)が5.6%高と買い進まれた。
本土上場の港湾・海運企業には、合併・再編の観測が再浮上している。
中国交通部などがこのほど、港湾の各種手数料を引き下げ、または撤廃するよう通知したことも海運各社にとって支援材料となった。
ゼネコン各社株は連日で物色されている。
中国鉄建(1186/HK)が4.0%高、中国中鉄(390/HK)が3.4%高、中国交通建設(1800/HK)が2.8%高と値を上げた。
インフラ投資が加速するとの見通しが引き続き材料視されている。
【亜州IR】