■NY株式:ダウは51ドル安、地政学リスクを嫌気
NYダウ ナスダック
終値:20954.34 終値:5849.18
前日比:-51.37 前日比:-21.58
始値:20955.71 始値:5846.42
高値:20986.43 高値:5857.74
安値:20912.11 安値:5827.46
6日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は51.37ドル安の20954.34、ナスダックは21.58ポイント安の5849.18で取引を終了した。
北朝鮮によるミサイル発射を受けて投資家心理が悪化し、売りが先行。
最近の株価上昇が行き過ぎとの懸念や、トランプ政権が新たな移民規制策を発表したことで政策運営に対する警戒感も広がり軟調推移となったが、引けにかけて下げ幅を縮小した。
セクター別では、エネルギーやメディアが上昇する一方で自動車・自動車部品や保険が下落した。
アクションカメラのゴープロ(GPRO)はゴールドマンサックスによる投資判断引き下げを受け、下落。
食肉メーカーのタイソンフーズ(TSN)は養鶏場で鳥インフルエンザウィルスが検出され、軟調推移。
ドイツ銀行が資本増強を発表して下落し、JPモルガン(JPM)やゴールドマンサックス(GS)などの米金融各社も売られた。
一方で、動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、傘下のドイツ子会社オペルと英子会社ボクスホールを仏同業のPSAグループに23億ドルで売却合意したものの、年金費用など最大45億ドルの追加費用の計上が明らかとなり、下落した。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル下げ渋り、1月製造業受注指数は予想を上回る
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円64銭から114円10銭まで上昇し、113円89銭で取引を終えた。
この日発表された米1月製造業受注指数は市場予想を上回ったことから、リスク選好的なドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0608ドルから1.0575ドルまで下落し、1.0582ドルで引けた。
欧州諸国の政治的不透明感は払拭されていないことや、欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・米ドル買いは継続した。
ユーロ・円は、120円47銭から120円72銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.2279ドルから1.2224ドルまで下落。
米金利先高観は後退していないことから、短期筋などのポンド売りは継続。
ドル・スイスは、1.0087フランから1.0129フランへ上昇した。
ユーロ売り・米ドル買いの取引が多くなったことや米長期金利の上昇を意識して、米国市場の中盤にかけて米ドル買い・スイスフラン売りが強まる展開となった。
■NY原油:小幅反落で53.20ドル、リグ稼動数の増加が重しに
NY原油先物4月限は小幅反落(NYMEX原油4月限終値:53.20↓0.13)。
52.76ドルから53.56ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
米石油会社ベーカー・ヒューズが先週末に発表した米国の掘削設備(リグ)の稼動数は、前週比7基増加の609基と7週連続で増加。
米国の原油在庫の増加傾向などが重しとなり、原油はマイナス圏での推移となった。
なお、リビアで武装勢力との衝突で石油積み出し2港が作業停止に追い込まれているが、さほど材料視されなかった。
チャートでは、25日移動平均線(53.3ドル水準)レベルからでもみ合っている。
欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、石油輸出国機構(OPEC)加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えに。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.25ドル -0.19ドル(-0.75%)
モルガン・スタンレー(MS) 46.57ドル -0.26ドル(-0.56%)
ゴールドマン・サックス(GS)252.01ドル -0.88ドル(-0.35%)
インテル(INTC) 35.57ドル -0.33ドル(-0.92%)
アップル(AAPL) 139.34ドル -0.44ドル(-0.31%)
アルファベット(GOOG) 827.78ドル -1.30ドル(-0.16%)
フェイスブック(FB) 137.42ドル +0.25ドル(+0.18%)
キャタピラー(CAT) 95.66ドル +0.54ドル(+0.57%)
アルコア(AA) 36.93ドル +0.55ドル(+1.51%)
ウォルマート(WMT) 69.88ドル -0.15ドル(-0.21%)
スプリント(S) 8.78ドル -0.12(-1.35%)
NYダウ ナスダック
終値:20954.34 終値:5849.18
前日比:-51.37 前日比:-21.58
始値:20955.71 始値:5846.42
高値:20986.43 高値:5857.74
安値:20912.11 安値:5827.46
6日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は51.37ドル安の20954.34、ナスダックは21.58ポイント安の5849.18で取引を終了した。
北朝鮮によるミサイル発射を受けて投資家心理が悪化し、売りが先行。
最近の株価上昇が行き過ぎとの懸念や、トランプ政権が新たな移民規制策を発表したことで政策運営に対する警戒感も広がり軟調推移となったが、引けにかけて下げ幅を縮小した。
セクター別では、エネルギーやメディアが上昇する一方で自動車・自動車部品や保険が下落した。
アクションカメラのゴープロ(GPRO)はゴールドマンサックスによる投資判断引き下げを受け、下落。
食肉メーカーのタイソンフーズ(TSN)は養鶏場で鳥インフルエンザウィルスが検出され、軟調推移。
ドイツ銀行が資本増強を発表して下落し、JPモルガン(JPM)やゴールドマンサックス(GS)などの米金融各社も売られた。
一方で、動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、上昇した。
自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、傘下のドイツ子会社オペルと英子会社ボクスホールを仏同業のPSAグループに23億ドルで売却合意したものの、年金費用など最大45億ドルの追加費用の計上が明らかとなり、下落した。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル下げ渋り、1月製造業受注指数は予想を上回る
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円64銭から114円10銭まで上昇し、113円89銭で取引を終えた。
この日発表された米1月製造業受注指数は市場予想を上回ったことから、リスク選好的なドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0608ドルから1.0575ドルまで下落し、1.0582ドルで引けた。
欧州諸国の政治的不透明感は払拭されていないことや、欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・米ドル買いは継続した。
ユーロ・円は、120円47銭から120円72銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.2279ドルから1.2224ドルまで下落。
米金利先高観は後退していないことから、短期筋などのポンド売りは継続。
ドル・スイスは、1.0087フランから1.0129フランへ上昇した。
ユーロ売り・米ドル買いの取引が多くなったことや米長期金利の上昇を意識して、米国市場の中盤にかけて米ドル買い・スイスフラン売りが強まる展開となった。
■NY原油:小幅反落で53.20ドル、リグ稼動数の増加が重しに
NY原油先物4月限は小幅反落(NYMEX原油4月限終値:53.20↓0.13)。
52.76ドルから53.56ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。
米石油会社ベーカー・ヒューズが先週末に発表した米国の掘削設備(リグ)の稼動数は、前週比7基増加の609基と7週連続で増加。
米国の原油在庫の増加傾向などが重しとなり、原油はマイナス圏での推移となった。
なお、リビアで武装勢力との衝突で石油積み出し2港が作業停止に追い込まれているが、さほど材料視されなかった。
チャートでは、25日移動平均線(53.3ドル水準)レベルからでもみ合っている。
欧州政治リスクやトランプ政策への警戒感から上値は重くなっているが、石油輸出国機構(OPEC)加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えに。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 25.25ドル -0.19ドル(-0.75%)
モルガン・スタンレー(MS) 46.57ドル -0.26ドル(-0.56%)
ゴールドマン・サックス(GS)252.01ドル -0.88ドル(-0.35%)
インテル(INTC) 35.57ドル -0.33ドル(-0.92%)
アップル(AAPL) 139.34ドル -0.44ドル(-0.31%)
アルファベット(GOOG) 827.78ドル -1.30ドル(-0.16%)
フェイスブック(FB) 137.42ドル +0.25ドル(+0.18%)
キャタピラー(CAT) 95.66ドル +0.54ドル(+0.57%)
アルコア(AA) 36.93ドル +0.55ドル(+1.51%)
ウォルマート(WMT) 69.88ドル -0.15ドル(-0.21%)
スプリント(S) 8.78ドル -0.12(-1.35%)