[横浜 8日 ロイター] - サッカー男子ブラジル代表は7日、東京五輪の決勝でスペインを下して金メダルを獲得。38歳の主将、DFダニ・アウベスが優勝の立役者となった。
アウベスはバルセロナ(スペイン)時代に欧州チャンピオンズリーグで3回優勝。コンフェデレーションズカップ、南米選手権(コパ・アメリカ)でも成功を収めた。
オーバーエージ枠で五輪に出場したアウベスは決勝で試合終了の笛が鳴った瞬間、地面に膝をつき、両手で顔を覆った。
ブラジルのFWマテウス・クニャはアウベスについて、報道陣に対し「彼は信じられないくらいすごく、全員を助けてくれる。彼がいるだけでチーム全体の士気が高まる」とコメント。「彼はすごすぎて、言葉では表現できない」と経験豊富なベテランを称賛した。