[キーウ 3日 ロイター] - ウクライナのレズニコフ国防相は3日、今月の北大西洋条約機構(NATO)で今後10年の戦略を協議する際に、同国を事実上の加盟国にすることを検討すべきとの認識を示した。
スロバキアのブラチスラバで開催されたフォーラムにオンラインで参加した。
「ウクライナを認証された(de jure)加盟国ではなく事実上(de facto)の加盟国にすることを検討するのは戦略上良い考えだろう」と述べた。
ウクライナはNATOや欧州連合(EU)諸国の東側に位置すると指摘し、全ての国にとってプラスになるとの見解を示した。
「ロシアは戦争を長期化させようとしている」と述べた。
ロシア軍は前進する代わりに、ウクライナ南部の支配地域で重層化した防衛施設を構築していると指摘した。