[14日 ロイター] - イングランド・プレミアリーグでリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が14日、同リーグのマンチェスター・シティー(マンC)に加入してからゴールを量産しているノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(22)について、マンCに「完璧にフィットしている」などと絶賛した。
ドルトムント(ドイツ)からマンCに移籍したハーランドは、加入1年目の今季公式戦13試合に出場。リーグ戦ではハットトリックを3回達成し、マンCの33得点中15得点がハーランドによるもの。また、欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも5得点を挙げている。
15日にマンCをホームに迎えるリバプールのクロップ監督は、記者団に対し「世界最高のストライカーと対戦するのであれば、彼にボールを持つ機会を多く与えないようにしなければならない。だが、ハーランドを封じるために多くの選手を使えば、他のワールドクラスの選手に隙を与えてしまう。だから難しい。解決策を見つけられるよう努力する」とコメント。
一方で、同監督は「彼(ハーランド)の決定力は並外れたものだが、動きは非常にスマート。スピードは賢く使ってこそ生きる。総合的に見て、彼は特別」とも述べ、「ストライカーになるための要素を多く兼ね備えているし、マンCではゴールをお膳立てしてくれる最高の選手たちが彼の周りにいる。完璧にフィットしている」と称賛を惜しまなかった。