[15日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)、元マリナーズ投手のフェリックス・ヘルナンデス氏(36)が15日、本拠地T─モバイルパークで21年ぶりに行われたポストシーズンの試合となるアストロズ戦で始球式に登場し、大喝采を浴びた。MLB公式ウェブサイトが報じた。
ベネズエラ出身のヘルナンデス氏は2002年7月にマリナーズと契約。その後エースに成長してチームに君臨したが、メジャー15年のキャリアはマリナーズの低迷期と時を同じくしていたため、ポストシーズンの戦いをまったく経験できなかった。通算成績は169勝136敗、防御率3.42。
同投手がマリナーズ本拠地でマウンドに上がったのは2019年9月26日以来。20年にはブレーブスで先発ローテーションを争うところまで行ったが、新型コロナウイルス絡みでシーズンが短縮されたことから身を引いた。
翌21年はオリオールズとマイナー契約を結び春季キャンプに参加。しかしメジャーのロスターには残れなかった。