[マドリード 16日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は16日、各地で試合を行い、レアル・マドリードとバルセロナの伝統の一戦「クラシコ」は3─1でレアルが制した。
ホームのレアルは前半12分、ビニシウス・ジュニオールのシュートは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球をカリム・ベンゼマがゴールにねじ込み先制。同35分には相手DFのミスからビニシウスがゴール前までボールを運び、最後はフリーだったフェデリコ・バルベルデの一撃でリードを広げた。
バルセロナも後半38分にフェラン・トーレスが1点を返すも、レアルがアディショナルタイムに加点。ロドリゴがペナルティーエリア内で倒され、主審は当初ノーファウルの判定だったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェック後のオンフィールドレビューでPKとなり、これをロドリゴ自身が決めた。
レアルのルカ・モドリッチは「勝利はもちろんだが、戦い方にも満足している。ファンが素晴らしい雰囲気を作ってくれた満員のスタジアムで最高の午後になった。きょうは前線が非常に力強かったし、とてもうれしい。見事な試合にできた」とDAZNに語った。
レアル・ソシエダードの久保建英は敵地でのセルタ戦に先発出場し、後半30分までプレー。ソシエダードは2─1で競り勝った。
レアルは宿敵バルセロナに勝ち点3差をつけて首位入れ替わり。ソシエダードはレアルと6ポイント差の5位に浮上した。