[19日 ロイター] - ウクライナ南部ヘルソン州の親ロシア派幹部は19日、ウクライナ軍が反転攻勢を強める中、今後6日で約5万─6万人をロシアとドニプロ(ドニエプル)川左岸に避難させると発表した。
ヘルソンはロシアが部分的に占領し、ここ数週間に編入したと主張するウクライナ東南部4州の一つ。
ロシアが任命したヘルソン州の責任者、ウラジーミル・サルド氏はオンラインの放送で、市民の安全を維持し、軍が断固とした行動を取るために避難させていると説明した。1日当たり1万人を避難させる計画でロシアの一部地域は市民を受け入れる準備を進めているとした。
サルド氏は国営テレビに対し、過去2日で既に5000人以上がへルソンを離れたと語った。
同氏はまた、当局は7日間、市民の安全を守るためへルソン州への市民の立ち入りを禁じていると説明。州にはへルソン市を守るためのリソースがあるとした。
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