[ロンドン 19日 ロイター] - 国際自動車連盟(FIA)は19日、今月に行われた自動車レースF1の日本グランプリ(GP)で起こった問題点について調査し、今後のために修正すると発表した。
FIAはどの点についてか明らかにしなかったが、9日の日本GP決勝は雨の中でのレースとなり視界の悪い中、セーフティーカー先導中に車両回収用のトラクターがコース内に入ったことを巡り危険性を指摘され、アルファタウリのピエール・ガスリー(フランス)やレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)らドライバーが怒りを示していた。
また、レース後のポイント獲得システムに関する混乱も発生。マックス・フェルスタッペン(オランダ)とレッドブルのほか、現場にいたほとんどの関係者も当初、フェルスタッペンの個人総合優勝が確定したことを認識していなかった。
FIAはロンドンでの世界モータースポーツ評議会の後、日本GPで起きた問題について徹底的な分析が行われたとした上で、「手続き上の問題が特定され、短期的および中期的に修正される予定だ。調査結果は今後数日のうちに公表される」と説明した。