[ロンドン 20日 ロイター] - 英国のウォレス国防相は、ロシアの戦闘機が9月29日に黒海の国際空域をパトロールしていた非武装の英偵察機の近くにミサイルを発射したと述べた。ただ、明らかに事故であり、意図的に緊張をエスカレートさせるものではないとした。
議会で、この件に関する英政府の懸念をロシアのショイグ国防相に伝えたと指摘。ロシアは10月10日に調査を実施し、技術的な誤作動が要因と答えたという。
また、ロシアが今回の件が国際空域で起こったことを認めたとしたほか、現在はパトロールが再開され、英航空機には戦闘機が護衛しているとした。