[チューリヒ 20日 ロイター] - スイス連邦検察は20日、汚職疑惑で起訴した国際サッカー連盟(FIFA)元会長のゼップ・ブラッター氏と元副会長ミシェル・プラティニ氏が一審で無罪になったことを受け、控訴したと発表した。
ブラッター氏とプラティニ氏は2011年、200万スイスフラン(約3億円)の授受を不正に行ったとしてスイス当局から起訴された。
捜査は7年にわたって続いたが、裁判所は7月、FIFAがプラティニ氏に支払った金銭は「紳士協定」によるものだという両者の説明を信用できるとし、それが不正な支払いであるという検察側の主張には重大な疑問が存在するとして無罪判決を下していた。