[9日 ロイター] - ロシア治安部隊は9日、ロシアが掌握するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所について、ウクライナが同原発の使用済み核燃料貯蔵施設をドローン(小型無人機)で攻撃しようとしたと表明した。ロシア通信(RIA)が報じた。
RIAは、治安部隊は撃墜したドローンの飛行経路を分し、核燃料貯蔵施設に対する攻撃が意図されていたと結論付けたと伝えている。治安部隊は撃墜したとするドローンの写真を公開した。
一方、ウクライナ側はこれを否定。ポドリャク大統領顧問は「ウクライナは同原発に対しいかなるドローン攻撃も行っておらず、計画もしていない。理論的に考えて今後も行うつもりはない。それは間違いない」との声明を出した。
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