📈 2025年は投資に真剣になりますか?50%引きのInvestingProで最初の一歩を割引のご利用

ウクライナ戦闘、ロシアの非戦略核兵器の重要性高める=英シンクタンク

発行済 2024-01-23 02:34
更新済 2024-01-23 02:36
© Reuters. 英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)は22日に発表した報告書で、ウクライナでの戦闘はロシアが抱く通常戦力に対する信頼を下げたとし、将来紛争が起きた場合には北大西洋条約
RUB/BYN
-

[ロンドン 22日 ロイター] - 英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)は22日に発表した報告書で、ウクライナでの戦闘はロシアが抱く通常戦力に対する信頼を下げたとし、将来紛争が起きた場合には北大西洋条約機構(NATO)から守り、打ち負かす手段としてロシアが非戦略核兵器(NSNW)の重要性を高めているとの見解を示した。

報告書は西側諸国は核兵器で対抗する決意を欠くとロシアが見なし、NSNWの利用を勢いづかせる可能性があるのではないかとの問題を提起した。

© Reuters. 英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)は22日に発表した報告書で、ウクライナでの戦闘はロシアが抱く通常戦力に対する信頼を下げたとし、将来紛争が起きた場合には北大西洋条約機構(NATO)から守り、打ち負かす手段としてロシアが非戦略核兵器(NSNW)の重要性を高めているとの見解を示した。2023年5月撮影(2024年 ロイター/Valentyn Ogirenko/File Photo)

報告書は「西側が核兵器を使用する、あるいは紛争でさらに犠牲者を出すことを受け入れるという確たる意志がないとのロシア側の認識は、ロシアがNSNWに対する積極的な考え方と方針を一段と強化する」と指摘した。

報告書は、NSNWを使用するロシア側の論理は制御された形で紛争をエスカレートさせることにあるとして「米国とNATOが関与することを阻止するか、ロシアの条件下で戦闘終結を強要することだ」と指摘した。

NSNWは射程距離が5500キロまでの核兵器を指し、戦場での使うことを目的とした戦術兵器などが含まれる。ロシアが米国へ向けた攻撃に使い得る長距離の戦略核兵器はNSNWに含まれない。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2025 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます