こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
4/12付の「DailyOutlook」では、米国の3月CPIについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『昨日発表された米国の3月の消費者物価指数(CPI)は、食品とエネルギーを除いたコアCPIが前年同月比+2.1%となった。
昨年の3月以降、物価の押し下げ要因となっていた携帯電話サービス価格の下落影響が一巡したことも寄与し、昨年12月以降3ヵ月連続で続いた同+1.8%から水準を大きく切り上げた。
前月比でも+0.2%と12ヵ月連続でプラスを維持しており、米国の物価は着実な上昇基調にあることが改めて確認されたと総括できよう』と伝えています。
続けて、賃金の伸びが上向いてきたことも物価上昇をサポートしていようとの見方を示し、『米国の時間当たり賃金は、労働市場のひっ迫にもかかわらず、2月に前月比+0.1%と伸びが鈍化したが、3月は同+0.3%と再び上昇を強めた。
賃金情勢は底堅さを増していると判断でき、先行きの物価上昇圧力となろう』と分析しています。
さらに、『物価の上昇を受けた金利上昇懸念を株式市場のマイナス要因とみる向きも一部にはあるものの、米経済の好循環は日本企業の業績にも大きなプラスになる。
経済成長を伴った物価上昇(=良いインフレ)は株式市場でも評価されるだろう』とまとめています。
最後にレポートでは、『東証1部売買代金急増銘柄』を紹介しています。
具体的にはマネックスG (T:8698)やソフトバンクG (T:9984)、Jフロント (T:3086)など全10銘柄が挙げられていますので、詳しくは4/12付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合があります。
詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜