[ワシントン/シアトル 10日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング (N:BA)が737MAX機運航再開に向けた再認証飛行試験について、今月終盤の実施を目指していると、関係筋2人が10日明らかにした。
関係筋によると、ボーイングは航空各社に6月後半の再認証試験実施への期待を表明したほか、同機の配線を巡り浮上している安全性の懸念に対処する解決策を伝えた。
関係筋は試験が7月にずれ込む可能性もあるとも強調した。
2度の墜落事故を起こした737MAX機は昨年3月から運航を停止している。
米連邦航空局(FAA)は同日、ボーイングと定期的に連絡を取っているとし、「全ての安全上の問題が対処されたと判断した段階で、運航再開は認可される」とした。