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後場の日経平均は384円安でスタート、コマツや第一三共などが下落

発行済 2023-04-05 13:05
更新済 2023-04-05 13:15
© Reuters.
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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27903.15;-384.27TOPIX;1991.72;-31.04


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比384.27円安の27903.15円と、前引け(27917.89円)からやや下げ幅を拡大してスタート。
ランチタイム中の日経225先物は27890円-27930円のレンジでもみ合い。
ドル・円は1ドル=131.70-80円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。
アジア市況は上海市場、香港市場が休場。
後場の日経平均は、次第に下げ幅を拡大した前場の流れを引き継ぎ、前引けに比べやや下げ幅を拡大して始まった。
米国で景気後退懸念が強まる中、今晩、3月のADP全米雇用リポート、3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況指数が発表され、また、週末7日には3月の米雇用統計の発表を控えていることから、積極的な買いは見送られているようだ。
また、4月前半は国内金融機関から期初の益出し売りが出やすいことが指摘されており、相場の重しとなっているもよう。
一方、朝方まで進んだ円高・ドル安の流れが一服していることが一定の株価下支え要因となっているようだが、後場も売りが優勢の展開が続いている。


 セクターでは、鉄鋼、石油石炭製品、繊維製品が下落率上位となっている一方、海運業の1業種が上昇している。
東証プライム市場の売買代金上位では、コマツ (TYO:6301)、第一三共 (TYO:4568)、ファナック (TYO:6954)、伊藤忠 (TYO:8001)、JFE (TYO:5411)、三井物産 (TYO:8031)、日立 (TYO:6501)、日本製鉄 (TYO:5401)、メルカリ (TYO:4385)、任天堂 (TYO:7974)が下落。
一方、川崎船 (TYO:9107)、パナHD (TYO:6752)、商船三井 (TYO:9104)、郵船 (TYO:9101)、オリンパス (TYO:7733)、ソシオネクスト (TYO:6526)、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)が上昇している。


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