15日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり67銘柄、値下がり149銘柄、変わらず9銘柄となった。 日経平均は小幅続伸。
前週末比0.79円高の16920.71円（出来高概算5億9000万株）で前場の取引を終えた。
12日の米国市場では、7月小売売上高など市場予想を下回る経済指標が相次ぎ、NYダウは37ドル安となった。
為替相場も朝方に1ドル＝101円台前半まで円高へと振れており、日経平均はこうした流れを受けて53円安からスタートした。
寄り付き前に発表された4-6月期国内総生産（GDP）は予想を下回ったが市場の反応は限定的で、寄り付き後はじりじりと下げ幅を縮め前日終値水準まで値を戻した。
値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)となり、1銘柄で日経平均を約40円押し上げた。
値上がり寄与3位の電通 (T:4324)は6.3％高。
前週末の引け後に発表した上期決算は市場コンセンサスを上回る内容だった。
日経平均構成銘柄の上昇率トップは東芝 (T:6502)、同2位は浜ゴム (T:5101)でいずれも7.4％高だった。
ただ、構成銘柄のうち値上がりしたのは全体の3割程度にとどまった。
一方、値下がり寄与トップはアステラス薬 (T:4503)となった。
値下がり寄与2位はエーザイ (T:4523)、同3位は中外薬 (T:4519)と医薬品株が上位を占めた。
日経平均構成銘柄の下落率トップは北越紀州 (T:3865)で8.8％安、同2位はシチズンHD (T:7762)で7.7％安だった。
北越紀州の第1四半期営業利益は前年同期比2.8倍となったが、会社計画比では下振れペースとの指摘が見られた。
*11:30現在
日経平均株価 16920.71(+0.79)
値上がり銘柄数 67(寄与度+98.80)
値下がり銘柄数 149(寄与度-98.01)
変わらず銘柄数 9
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9984) ソフトバンクG 6698 345 +40.44
(T:6954) ファナック 17490 345 +13.48
(T:4324) 電通 5440 320 +12.50
(T:9433) KDDI 3268 28 +6.56
(T:2503) キリンHD 1726 55 +2.15
(T:5101) 浜ゴム 1553 107 +2.09
(T:4911) 資生堂 2708 41.5 +1.62
(T:2914) JT 4050 40 +1.56
(T:6762) TDK 6960 40 +1.56
(T:4901) 富士フイルム 3822 37 +1.45
(T:2801) キッコーマン 3460 35 +1.37
(T:7267) ホンダ 2968.5 13.5 +1.05
(T:2871) ニチレイ 996 25 +0.98
(T:2269) 明治HD 9990 110 +0.86
(T:3086) Jフロント 1266 42 +0.82
(T:8802) 菱地所 2017 20.5 +0.80
(T:6502) 東芝 294.2 20.3 +0.79
(T:5108) ブリヂストン 3373 17 +0.66
(T:6301) コマツ 2222 14.5 +0.57
(T:6367) ダイキン 9283 13 +0.51
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:4503) アステラス薬 1663 -30 -5.86
(T:4523) エーザイ 6096 -134 -5.24
(T:4519) 中外薬 3560 -120 -4.69
(T:4543) テルモ 4460 -55 -4.30
(T:9983) ファーストリテ 37980 -100 -3.91
(T:9766) コナミHD 3890 -95 -3.71
(T:9735) セコム 7762 -78 -3.05
(T:4502) 武田 4733 -75 -2.93
(T:5713) 住友鉱 1270 -71.5 -2.79
(T:4704) トレンド 3750 -70 -2.73
(T:3865) 北越紀州 693 -67 -2.62
(T:3382) 7&I-HD 4400 -64 -2.50
(T:6971) 京セラ 5077 -28 -2.19
(T:7733) オリンパス 3410 -55 -2.15
(T:4507) 塩野義 5208 -52 -2.03
(T:4452) 花王 5500 -50 -1.95
(T:6758) ソニー 3306 -43 -1.68
(T:7762) シチズンHD 516 -43 -1.68
(T:4063) 信越化 7031 -43 -1.68
(T:5333) ガイシ 2278 -38 -1.48