6日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり126銘柄、変わらず10銘柄となった。 日経平均は続落。
前週末比98.70円安の19370.47円（出来高概算6億6000万株）で前場の取引を終えた。
注目されたイエレン米連邦準備制度理事会（FRB）議長講演で3月の利上げが示唆され、為替市場ではドル買いが強まる場面があったものの、その後利益確定売りに押され円安・ドル高は一服した。
NYダウは小動きだったが、本日の日経平均は円安一服の流れを受けて59円安からスタートすると、一時19340.32円（同128.85円安）まで下落する場面があった。
売りが一巡すると19300円台後半の狭いレンジで推移した。
値下がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)となり、1銘柄で日経平均を約36円押し下げた。
値下がり寄与2位のヤマトHD (T:9064)は4.6％安で前場を折り返した。
グループ全体の約4割（7万6000人）の社員を対象にサービス残業の実態を調査し、未払い残業代を支給する方針と報じられている。
日経平均構成銘柄の下落率トップはミツコシイセタン (T:3099)で5.2％安だった。
大西社長が3月31日付で辞任するとの観測報道があった。
一方、値上がり寄与トップはトレンド (T:4704)となった。
2月16日の通期決算発表を受けて急伸すると、足元では5000円近辺での高値もみ合いが続いている。
値上がり寄与3位の日精工 (T:6471)は2.2％高で前場を折り返した。
自動車の変速機に使用されるベアリングで摩擦を従来比6割抑えた新製品を開発したと発表している。
日経平均構成銘柄の上昇率トップは神戸鋼 (T:5406)で3.2％高だった。
*11:30現在
日経平均株価 19370.47(-98.70)
値上がり銘柄数 89(寄与度+25.96)
値下がり銘柄数 126(寄与度-124.66)
変わらず銘柄数 10
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:4704) トレンド 5000 45 +1.71
(T:2502) アサヒ 4071 39 +1.48
(T:6471) 日精工 1697 36 +1.37
(T:4452) 花王 5978 36 +1.37
(T:4021) 日産化 3555 30 +1.14
(T:7269) スズキ 4575 27 +1.03
(T:6479) ミネベアミツミ 1497 26 +0.99
(T:9766) コナミHD 4970 25 +0.95
(T:4042) 東ソー 1012 20 +0.76
(T:6952) カシオ 1579 18 +0.68
(T:7205) 日野自 1364 18 +0.68
(T:7202) いすゞ 1625 26.5 +0.50
(T:2503) キリンHD 2000 13 +0.49
(T:6506) 安川電 2149 12 +0.46
(T:1963) 日揮 2077 12 +0.46
(T:6674) GSユアサ 544 11 +0.42
(T:6361) 荏原 3465 55 +0.42
(T:6366) 千代建 742 11 +0.42
(T:7201) 日産自 1138.5 11 +0.42
(T:4519) 中外薬 3830 10 +0.38
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 36320 -950 -36.12
(T:9064) ヤマトHD 2426 -117 -4.45
(T:6988) 日東電 9418 -115 -4.37
(T:4063) 信越化 9692 -106 -4.03
(T:8035) 東エレク 11470 -105 -3.99
(T:6954) ファナック 22340 -100 -3.80
(T:6367) ダイキン 10835 -100 -3.80
(T:9984) ソフトバンクG 8408 -32 -3.65
(T:3099) ミツコシイセタン 1362 -74 -2.81
(T:6971) 京セラ 6293 -36 -2.74
(T:4523) エーザイ 6318 -70 -2.66
(T:4543) テルモ 3960 -35 -2.66
(T:4324) 電通 6180 -70 -2.66
(T:9735) セコム 8241 -54 -2.05
(T:8766) 東京海上 4935 -93 -1.77
(T:7733) オリンパス 3980 -45 -1.71
(T:6857) アドバンテ 1980 -20 -1.52
(T:8801) 三井不 2544 -39 -1.48
(T:6758) ソニー 3566 -36 -1.37
(T:4578) 大塚HD 5129 -33 -1.25