8日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり205銘柄、値下がり19銘柄、変わらず1銘柄となった。 日経平均は大幅に3日続伸。
前営業日比349.49円高の19795.19円（出来高概算11億8000万株）で前場の取引を終えた。
5日に発表された米4月雇用統計が好感されてNYダウは21000ドル台を回復し、円相場も1ドル＝112円台後半まで下落した。
注目されたフランス大統領選挙の決選投票は大方の予想どおり中道派のマクロン氏が勝利し、連休明けの東京市場では買いが先行して日経平均は263円高からスタートした。
寄り付き後も堅調に推移し、前引けにかけて一時19800円台を回復する場面があった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はファナック (T:6954)となり、2銘柄で日経平均を約74円押し上げた。
ファーストリテは3.8％高で前場を折り返した。
4月の国内ユニクロ既存店売上高が前年同月比6.2％増と3月（同1.1％減）から好転し、ポジティブ視された。
日経平均構成銘柄の上昇率トップは大和ハウス (T:1925)で5.1％高、同2位は富士通 (T:6702)で4.2％高だった。
大和ハウスは中期経営計画を巡る観測報道が見られた。
一方、値下がり寄与トップはオリンパス (T:7733)、同2位は大塚HD (T:4578)となった。
オリンパスは6.1％安で前場を折り返し、日経平均構成銘柄の下落率トップだった。
2日引け後に通期決算を発表しているが、17年3月期実績、18年3月期見通しともに市場コンセンサスを下回る内容だった。
大塚HDは抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」フェーズ3試験結果の速報を発表しており、マイナス視された。
*11:30現在
日経平均株価 19795.19(+349.49)
値上がり銘柄数 205(寄与度+374.72)
値下がり銘柄数 19(寄与度-25.23)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:9983) ファーストリテ 37350 1350 +51.33
(T:6954) ファナック 23120 600 +22.81
(T:6367) ダイキン 11145 400 +15.21
(T:9984) ソフトバンクG 8607 129 +14.71
(T:9433) KDDI 3016 59.5 +13.57
(T:4063) 信越化 9891 293 +11.14
(T:4452) 花王 6380 252 +9.58
(T:6988) 日東電 9170 223 +8.48
(T:9735) セコム 8402 214 +8.14
(T:7269) スズキ 4903 191 +7.26
(T:4507) 塩野義 6042 189 +7.19
(T:1925) 大和ハウス 3513 170 +6.46
(T:4324) 電通 6530 160 +6.08
(T:4704) トレンド 5100 140 +5.32
(T:8035) 東エレク 14935 140 +5.32
(T:6902) デンソー 4968 135 +5.13
(T:4543) テルモ 4130 65 +4.94
(T:6758) ソニー 3970 117 +4.45
(T:4911) 資生堂 3116 110 +4.18
(T:2502) アサヒ 4330 110 +4.18
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(T:7733) オリンパス 4190 -270 -10.27
(T:4578) 大塚HD 5060 -177 -6.73
(T:7270) SUBARU 4226 -57 -2.17
(T:6301) コマツ 2885.5 -50 -1.90
(T:6857) アドバンテ 2102 -17 -1.29
(T:6305) 日立建 2839 -21 -0.80
(T:5214) 日電硝 766 -8 -0.46
(T:6479) ミネベアミツミ 1625 -11 -0.42
(T:5713) 住友鉱 1485 -8.5 -0.32
(T:4043) トクヤマ 548 -6 -0.23
(T:7951) ヤマハ 3625 -5 -0.19
(T:6502) 東芝 239.3 -3.7 -0.14
(T:4503) アステラス薬 1434 -0.5 -0.10
(T:5401) 新日鉄住 2511 -14.5 -0.06
(T:5707) 東邦鉛 502 -1 -0.04
(T:9104) 商船三井 336 -1 -0.04
(T:5411) JFEHD 1885 -9.5 -0.04
(T:7211) 三菱自 717 -8 -0.03
(T:5801) 古河電 4585 -5 -0.02