■中期的成長戦略
2. 成長戦略の概要
イデアインターナショナル (T:3140)は自社の強みを商品開発力やデザイン力にあると認識する一方、課題として、ブランド認知度と販売経路・販売力を挙げている。
こうした認識の上で、具体的な施策として1)商品戦略、2)営業・マーケティング戦略、3)成長投資・財務戦略の3つの角度からアプローチして所期の中期業績目標の達成を目指している。
商品戦略では、主力3ブランドへの選択と集中と、それぞれのブランド内での商品ラインアップの強化・拡充がその内容となっている。
営業・マーケティング戦略では、戦略的広告宣伝投資によるブランド認知度向上や直営店の出店拡大といった項目は従来から変更はないが、質的に一段踏み込んだ形となっている。
とりわけ新規出店については従来以上に力点が置かれている。
成長投資・財務戦略では、戦略投資額が2020年6月期までの3年間で25億円という数値が示された。
また財務戦略では財務基盤の充実の結果として初配当、株式分割及び株主優待の改正という株主還元策の強化が公表されている。
詳細は後述するが、同社の強みである商品力を生かすべく広告宣伝等を活用してブランド認知度を向上させ、その効果として販路を社内外に拡大し、トップライングロースを目指すというのが成長戦略の骨格となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
2. 成長戦略の概要
イデアインターナショナル (T:3140)は自社の強みを商品開発力やデザイン力にあると認識する一方、課題として、ブランド認知度と販売経路・販売力を挙げている。
こうした認識の上で、具体的な施策として1)商品戦略、2)営業・マーケティング戦略、3)成長投資・財務戦略の3つの角度からアプローチして所期の中期業績目標の達成を目指している。
商品戦略では、主力3ブランドへの選択と集中と、それぞれのブランド内での商品ラインアップの強化・拡充がその内容となっている。
営業・マーケティング戦略では、戦略的広告宣伝投資によるブランド認知度向上や直営店の出店拡大といった項目は従来から変更はないが、質的に一段踏み込んだ形となっている。
とりわけ新規出店については従来以上に力点が置かれている。
成長投資・財務戦略では、戦略投資額が2020年6月期までの3年間で25億円という数値が示された。
また財務戦略では財務基盤の充実の結果として初配当、株式分割及び株主優待の改正という株主還元策の強化が公表されている。
詳細は後述するが、同社の強みである商品力を生かすべく広告宣伝等を活用してブランド認知度を向上させ、その効果として販路を社内外に拡大し、トップライングロースを目指すというのが成長戦略の骨格となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)