以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。
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個人投資家「株王獅子丸」氏コメント
執筆日時:2017年05月23日17時00分
ユーロ関連銘柄
投資家の兄弟たちよ、ごきげんよう。
株王獅子丸だ。
ユーロ関連銘柄は、ヨーロッパ情勢が落ち着くと注目を集めやすい。
米トランプ政権の動向が読みづらく、米国情勢が不安定ななかで、ユーロ関連銘柄は相対的に安定しやすいとも言える。
1国の規模は小さめでもユーロ圏全体では大国クラスになることから、日本企業も少なからずユーロ市場をターゲットとしている。
これがユーロ関連銘柄リストだ
まずは俺が注目しているユーロ関連銘柄を下記にまとめた。
各種のユーロ関連銘柄に対する個人的な見解や分析も交えて紹介しておく。
(T:7261)マツダ
国内自動車メーカーである。
自動車輸出に積極的なため、為替変動の影響を受けやすい。
米国向け輸出がトランプ氏の保護主義などにより期待しづらいなか、ユーロ市場の安定とユーロ高傾向はマツダの業績にとって力強い味方と言える。
(T:7309)シマノ
自転車部品ビジネスにおいて国内外で高いシェアを誇っている。
売上高に占める海外の割合が高い点が特徴だ。
自転車は環境意識の高いヨーロッパ諸国での需要が多いことから、ユーロ高傾向でヨーロッパ向け輸出に追い風となればシマノの業績に好影響となる。
(T:4902)コニカミノルタ
複合機ビジネスに取り組んでいる。
国内向けビジネスは成長を見込みづらいが、同社は売上高に占める海外比率が高い。
ユーロ高が進めばヨーロッパ向けビジネスの採算が改善し、業績の更なる向上が期待される。
フランス大統領選を終えユーロ高傾向に
フランスでは5月に大統領選挙の決選投票が行われた。
事前の世論調査通り、中道のマクロン氏が極右政党党首のルペン氏を破ってフランス大統領となった。
ルペン氏はまだ若く、優れた政治手腕を発揮できるかどうかも未知数である。
議会選挙でマクロン氏の政党が多数を占められる見通しも立っていない。
しかし、世界的に既存政治への反発が強まるなかでマクロン氏が勝利したことは、極右台頭の流れに一定の歯止めをかけたと言える。
実際、ルペン氏はEUからの離脱方針を示していた。
EU離脱となればEU共通通貨であるユーロからの離脱も想定される。
すでにEUはイギリスが離脱方針を示したことで結束が弱まっていたが、イギリスはユーロ不採用国であった。
ユーロ採用国のフランスがEU残留に向かうことは、ユーロ高傾向につながるだろう。
ECBが利上げに向かえばさらにユーロ高圧力が高まる
アメリカは先進諸国のなかでも景気回復が早かった。
そのため、すでにFRBが利上げを着実に進めている。
一方、日本とヨーロッパではマイナス金利政策が継続中だ。
日本は依然としてマイナス金利政策からの脱却時期を見通せていない。
しかし、ヨーロッパでは景気の過度な落ち込みから脱しつつあることから、近い将来にECBがマイナス金利政策の解除を行う可能性がある。
利上げとなれば高金利国通貨は上昇するという傾向に従って、ユーロ高圧力が強まることになる。
日本企業としては日欧金利差が拡大することで、円安ユーロ高の進展に期待できる。
ヨーロッパ向け製品を多数製造・販売している企業は、為替レートの影響によって業績を伸ばしやすくなるのだ。
ユーロ関連銘柄まとめ
ユーロ関連銘柄は、アメリカと比べてヨーロッパ情勢が安定してきたことから注目に値する。
ヨーロッパの景気回復とユーロ高が重なれば日本企業の輸出増につながる。
その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。
話題のZMP関連銘柄、トランプ関連銘柄、LINE関連銘柄、ポケモンGO関連銘柄、フィンテック関連銘柄、5G関連銘柄、電力自由化関連銘柄、AR/VR関連銘柄、ドローン関連銘柄、ロボット関連銘柄、自動運転車関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。
ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。
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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄
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個人投資家「株王獅子丸」氏コメント
執筆日時:2017年05月23日17時00分
ユーロ関連銘柄
投資家の兄弟たちよ、ごきげんよう。
株王獅子丸だ。
ユーロ関連銘柄は、ヨーロッパ情勢が落ち着くと注目を集めやすい。
米トランプ政権の動向が読みづらく、米国情勢が不安定ななかで、ユーロ関連銘柄は相対的に安定しやすいとも言える。
1国の規模は小さめでもユーロ圏全体では大国クラスになることから、日本企業も少なからずユーロ市場をターゲットとしている。
これがユーロ関連銘柄リストだ
まずは俺が注目しているユーロ関連銘柄を下記にまとめた。
各種のユーロ関連銘柄に対する個人的な見解や分析も交えて紹介しておく。
(T:7261)マツダ
国内自動車メーカーである。
自動車輸出に積極的なため、為替変動の影響を受けやすい。
米国向け輸出がトランプ氏の保護主義などにより期待しづらいなか、ユーロ市場の安定とユーロ高傾向はマツダの業績にとって力強い味方と言える。
(T:7309)シマノ
自転車部品ビジネスにおいて国内外で高いシェアを誇っている。
売上高に占める海外の割合が高い点が特徴だ。
自転車は環境意識の高いヨーロッパ諸国での需要が多いことから、ユーロ高傾向でヨーロッパ向け輸出に追い風となればシマノの業績に好影響となる。
(T:4902)コニカミノルタ
複合機ビジネスに取り組んでいる。
国内向けビジネスは成長を見込みづらいが、同社は売上高に占める海外比率が高い。
ユーロ高が進めばヨーロッパ向けビジネスの採算が改善し、業績の更なる向上が期待される。
フランス大統領選を終えユーロ高傾向に
フランスでは5月に大統領選挙の決選投票が行われた。
事前の世論調査通り、中道のマクロン氏が極右政党党首のルペン氏を破ってフランス大統領となった。
ルペン氏はまだ若く、優れた政治手腕を発揮できるかどうかも未知数である。
議会選挙でマクロン氏の政党が多数を占められる見通しも立っていない。
しかし、世界的に既存政治への反発が強まるなかでマクロン氏が勝利したことは、極右台頭の流れに一定の歯止めをかけたと言える。
実際、ルペン氏はEUからの離脱方針を示していた。
EU離脱となればEU共通通貨であるユーロからの離脱も想定される。
すでにEUはイギリスが離脱方針を示したことで結束が弱まっていたが、イギリスはユーロ不採用国であった。
ユーロ採用国のフランスがEU残留に向かうことは、ユーロ高傾向につながるだろう。
ECBが利上げに向かえばさらにユーロ高圧力が高まる
アメリカは先進諸国のなかでも景気回復が早かった。
そのため、すでにFRBが利上げを着実に進めている。
一方、日本とヨーロッパではマイナス金利政策が継続中だ。
日本は依然としてマイナス金利政策からの脱却時期を見通せていない。
しかし、ヨーロッパでは景気の過度な落ち込みから脱しつつあることから、近い将来にECBがマイナス金利政策の解除を行う可能性がある。
利上げとなれば高金利国通貨は上昇するという傾向に従って、ユーロ高圧力が強まることになる。
日本企業としては日欧金利差が拡大することで、円安ユーロ高の進展に期待できる。
ヨーロッパ向け製品を多数製造・販売している企業は、為替レートの影響によって業績を伸ばしやすくなるのだ。
ユーロ関連銘柄まとめ
ユーロ関連銘柄は、アメリカと比べてヨーロッパ情勢が安定してきたことから注目に値する。
ヨーロッパの景気回復とユーロ高が重なれば日本企業の輸出増につながる。
その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。
話題のZMP関連銘柄、トランプ関連銘柄、LINE関連銘柄、ポケモンGO関連銘柄、フィンテック関連銘柄、5G関連銘柄、電力自由化関連銘柄、AR/VR関連銘柄、ドローン関連銘柄、ロボット関連銘柄、自動運転車関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。
ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。
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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄