米証券取引委員会(SEC)が、ブロックチェーンのデータとその分析の元となる情報を求めている。
先月31日付のSECの発表で明らかとなった。
発表によれば、SECは、リスク監視とコンプライアンス実施活動を助けるようなブロックチェーンデータを提供したり、デジタル資産について委員会に情報提供できる企業を探している。
先月SECの検査局は、仮想通貨を今年度の最優先調査項目の1つにすると述べていた。
31日の発表によれば、SECはブロックチェーン台帳に関連した潜在的なデータ源に関心を示している。
データ提供以外にも、データを解析して確認作業を容易にすることも企業に求められる。
さらにSECは、データを抽出・変換・検証するプロセスの概要に関する情報も求めている。
また参加する企業に対し、仮想通貨アドレスの所有者の特定も含め、「利用できるデータから知見を導き出す能力」について概要を説明するように要請している。
発表によれば、委員会の要請に応じようという企業は、今月14日までに自社でできることを要約したものをメールで送る必要がある。
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