12日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり217銘柄、値下がり7銘柄、変わらず1銘柄となった。
12日の日経平均は大幅続伸となった。
前日の米国株式相場では、1月小売売上高が市場予想を上振れたほか、パウエルFRB(連邦準備理事会)議長がメディアのインタビューで現在の政策金利が適切であるとの認識を示したことから堅調な展開となった。
円相場が前日から円安方向に振れるなか、メイ英首相が欧州連合(EU)と離脱条件の見直しで合意に達したことが明らかになり、東京市場にも買いが先行。
その後も、米中交渉期待の高まりや海外新資金の流入観測などが広がる中国株をはじめとしたアジア市場も強い動きをみせた流れから、日経平均は後場に一段高となる場面もあった。
大引けの日経平均は前日比378.60円高の21503.69円。
東証1部の売買高は12億3152万株、売買代金は2兆3266億円だった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)で、1銘柄で日経平均を約56円押し上げた。
同2位はソフトバンクG (T:9984)で、ファナック (T:6954)やTDK (T:6762)、東エレク (T:8035)、ユニファミマ (T:8028)などが続いた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはサイバー (T:4751)で7.14%高、同2位は大日住薬 (T:4506)で5.05%高だった。
サイバーは米系証券がコンビクション・リストに採用したことが伝わった。
また、欧州系証券ではAbemaTVの収益改善を見込み投資判断を据え置いた。
一方、値下がり寄与トップはスズキ (T:7269)で、1銘柄で日経平均を約2円押し下げた。
同2位はキリンHD (T:2503)で、千代化建 (T:6366)やJT (T:2914)、日本紙 (T:3863)、長谷工 (T:1808)などが続いた。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップもスズキで0.99%安、同2位は千代化建で0.71%安だった。
*15:00現在日経平均株価 21503.69(+378.60)値上がり銘柄数 217(寄与度+381.26)値下がり銘柄数 7(寄与度-2.66)変わらず銘柄数 1○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 53940 1500 +55.55 (T:9984) ソフトバンクG 10700 165 +18.33 (T:6954) ファナック 18690 420 +15.55 (T:6762) TDK 9160 400 +14.81 (T:8035) 東エレク 14960 320 +11.85 (T:8028) ユニファミマ 3195 75 +11.11 (T:4543) テルモ 6920 140 +10.37 (T:6971) 京セラ 6327 130 +9.63 (T:4523) エーザイ 9326 214 +7.93 (T:6988) 日東電 5855 201 +7.44 (T:9433) KDDI 2627 32.5 +7.22 (T:4519) 中外薬 7800 180 +6.67 (T:9766) コナミHD 4720 175 +6.48 (T:6506) 安川電 3245 145 +5.37 (T:4506) 大日住薬 2977 143 +5.30 (T:6098) リクルートHD 3015 47 +5.22 (T:4503) アステラス薬 1732 27.5 +5.09 (T:4901) 富士フイルム 5145 137 +5.07 (T:9735) セコム 9594 135 +5.00 (T:4063) 信越化 9090 134 +4.96○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:7269) スズキ 5187 -52 -1.93 (T:2503) キリンHD 2555.5 -16 -0.59 (T:6366) 千代化建 280 -2 -0.07 (T:2914) JT 2786.5 -1 -0.04 (T:3863) 日本紙 2278 -2 -0.01 (T:1808) 長谷工 1438 -1 -0.01 (T:5020) JXTGHD 543.2 -0.4 -0.01